191540 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

凍えたココロ

凍えたココロ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

wwナノww

wwナノww

Calendar

Favorite Blog

10/27(日) メンテナ… 楽天ブログスタッフさん

血痕と脳内嘔吐。 -秋羅-さん
べーぐるまにあ。 158号さん
ラクに生きよう♪ キラキラminamiさん
とりあえず日記 kaxukoさん

Freepage List

Headline News

2008.08.15
XML
カテゴリ:無力感

「疲れた」

なんて生易しい言葉では言い尽くせないほど

心身ともに消耗し続けている。

生きている事なんて、どうでもいいと感じるほど、

もう、全てが苦しくて堪らない。

原因は分かっている。

このこころと身体を蝕んでいるのは、

病的な“恐怖”である。







この“恐怖”

小さな頃からこの身体に、こころに根付いている。

初めて恐怖を感じた対象は、母だった。

妹が生まれてから母は益々余裕がなくなり、

躾と称する打擲が始まった。

3歳の小さな子どもから見る大人は、

通常、物凄く大きく感じるだろう。

母の場合、結婚生活の様々な

ストレスやこころの傷によって

摂食障害となり過食で太っていたので

より大きく感じられた。

打たれる前の、あの大きな腕が振り上げられ、

大きな掌が私を打ちのめすまでの恐怖は、

未だに実感を伴って想い出される。

父親は、妹と弟だけを可愛がっていたので

私が打たれていようと蹴られていようと

無関心だった。

だが、妹や弟が母に怒られている時は、

父は「そんなに怒るな。叩いたら可哀想だろうが」

と、止めに入っていた。

あの頃は、そういった矛盾に気付けなかったが、

今想えば哀しい事なんだろうなと感じる。







現在、様々な事に恐怖を感じている。

“自分の死”以外の事全般に。

祖父の病状、祖母が独りで過ごしている事、

妹の生活、姪っ子の事・・・それはあの男の暴力が

この2人に及ぶのではないかというもの・・・。

そして母があの日死にたいと言った事等、

枚挙にいとまがない。

私は、いつ死んだって構わないと考えているので

命の危機を感じても恐怖は感じない。

たとえ過食して嘔吐の際に血を吐こうとも、

低血糖発作で意識が朦朧としようとも

どうでもいいやと想う。

適当に自分で処置して済ませる。

だが、私の大事な愛する家族に

何かあったらと考える時、

忽ち私は言葉では言い尽くせないほどの

恐怖に覆われる。







主治医は仰った。



「恐怖は、癌末期患者の疼痛に似ている。

 その疼痛は相当酷いもので、

 モルヒネ系の鎮痛剤で痛みを抑えるケアが必要。

 そうしないと、痛みだけで心身ともに疲弊して

 げっそりして生きる意志さえ失ってしまうから。

 あなたが常に抱いている恐怖にも、ケアが必要。

 恐怖も、癌の疼痛と同じく

 精神と身体を消耗させていく。

 恐怖とは、脳の支配下にあるものだから、

 薬物療法がこの場合は適切。

 だから、先ず睡眠を確保して、恐怖を緩和するのに

 効果のあるお薬に変更したい」




私は、今のままの処方でも、

恐怖を抱き続けていても、

別にどうでもいいと想っていたけれど、



「恐怖はお薬によってコントロールできるものである」

「その病的なまでの恐怖をどうにかしないと、建設的な話は出来ない」




という主治医の言葉により、私はお薬の変更を承諾した。

しかし、そのお薬は眠り難くなるという

副作用があるので、

先ずは眠剤から整理する事になった。







現在、量こそ少ないものの、

私には沢山の種類のお薬が処方されている。

それを整理して簡潔なものにするため、

幾つかのお薬をやめて

眠剤は3種類だけになった。

そして、久し振りに睡眠薬を服用する事となった。

今までは、メジャートランキライザーや

眠気が強く出る抗うつ薬を使用していた。

その睡眠薬はBZP系で中間型である。

今まで処方されていたベゲタミンは削られ、

その中に含まれている

ウィンタミンだけを処方に残された。

この処方箋での生活は、来週から始まる。

主治医は私の手元にお薬のストックがあるのを

見抜いているので、

もし眠れなかったり、異常があったりしたら

新しい処方のお薬はストップして

元のお薬を服用したらいいとの事だった。







火曜日の電話診察は、

私が抱いている“恐怖”に関する様々な事と

このお薬の事で費やされたが、

私は唯一正直な気持ち、素直な想いを

伝えられる主治医とお話が出来て

少しだけ、こころは楽になった。

だが、この生き延びている1日1日が

ストレスであり、生傷に塩を擦り込まれているような

感じを覚える。

数秒後、何が起こるか分からない恐怖を抱くという事。

それは、子どもの頃から

異常な恐怖に晒されてきたのだから

仕方のないことなのであろう。


だから、私は解離したり、摂食障害の症状である

過食と嘔吐をしたり、自傷をしたりする事で

どうにか乗り越えているのであろう。

病的なまでの恐怖・・・それは脳が分泌する物質によるもの。

だから、薬物療法でどうにかなる。

そう想っても、だから何なのだろうと考えてしまう。

憔悴しきって死を見つめながら

消えてしまたら良いのにという想いが

こころに溢れ続けている。

痩せてしまったので、太るのがより一層怖くなった。

何もかもが、悪い方向へと進んでいるのが分かる。

未来なんて、私には無いのに、

一体何を望んで生きているのだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.15 03:42:28
[無力感] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X