強い風が、心地好い。
゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚5月18日、今日は姪っ子の、5歳の誕生日。先月から幼稚園に通い始め、お友達も出来たらしい。また、家ではお誕生日パーティーをするため、旦那さんの妹さんとそのお子さん2人を呼んで姪っ子は大喜びらしい。旦那さんの妹さんの、長男君(小学1年生)が男前なので姪っ子は大好きだからである。とても楽しいパーティーが行なわれているのであろう。今年はプレゼントを贈れなかったけれど、電話で「おめでとう」を言えたので私も嬉しくなった。すくすく成長してほしい。゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚心配なのは、母の調子が余り良くない事である。足の痛みが中々取れない為、眠っても眠った気がしないと言っている。いつも足が重く痛くて歩き方も普段と違うから腰までも痛いらしい。母が沈んでいると、私も、沈みいく。抑うつ感は不意に訪れる。それまで比較的調子が良かったのに、突然、奈落の底に突き落とされたような気持ちになる。そして、「苦しい。もう、死んでしまいたい」としか考えられなくなる。少しずつ、何とか歩こうとしているのにその気力が失せていく。「もう、駄目だ。私は駄目な人間なのだから」「生きている資格なんてないのだから」自己否定、自己嫌悪など、自分自身を責め苛む気持ちだけでこころは占められる。母も怪我で苦しんでいてその上お仕事もしていて大変で私が支えなければならないのに、もやもやとした仄暗い感情に支配されたらもう、笑う事はできなくなる。只管、俯いて凍えた表情をしている。申し訳ない気持ちでいっぱいになるけれどどうする事も出来ない。心苦しい。突如抑うつ感に襲われたという事実は、PMSの症状が現れたという事である。またあの、もんどりうつような痛みの日々を送るのかと想うと、気力が衰える。姪っ子の誕生日だというのに、私のこころは塞いだままで本当に情けない。周囲への迷惑を考えると私は生きていてはいけないと考える。実際、少しでも私が苛々していたり落ち込んでいたりするだけで母は無口になり怒りの感情を秘めるのであるから。私がいつもにこにこしていれば、母も機嫌が良いので物事もスムースに運ばれる。けれども、私はもう「よいこ」を演じられる気力は僅かばかりしか残っていない。小さな頃からよく母に言われた、「臨機応変に対応しなさいよ!」という言葉を想い出す。それが、未だに出来ない。母の調子が悪い時くらいは辛くとも苦しくとも、無理矢理笑顔で接しなければならないと分かっていても、出来なくなってきた。私に生きている価値は、本当に無い。夕方、強い風に吹かれた。その一瞬だけ、暗い気持ちが吹き飛んだかのような気持ちになった。心地好かった。夜中、さらさらとした涼しい風に吹かれてぼんやりお蒲団の上に横たわっていると、様々な想いが胸の中を去来する。けれども、段々堕ちていく。救いようがない位に。うつ状態の時は、暗い言葉ばかりが頭の中を占めているので、“死”へとしか向かわない。だが、今は死ぬ事はできない。だから、死んだように生きるしかない。ぼんやりと働かない頭を持て余したまま、また明日も惰性で生きるのだろう。けれども、HAPPYな日である今日くらいは、笑顔で過ごしたい。