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家の近所で人が通りがかると必ず吠える犬がいる。 まるで親のカタキのような吠えっぷりだ。
犬は怖くないが、やはり凄い勢いで吠えられて飛び掛って来るとさすがにひるんでしまう。しかし鎖で繋がれていて、ギリギリこちらに届かない。それ知っているので、さすがに慣れたもので無視するかガンつけながら通りすぎるのだが、今日は違った。 いつもの様に吠え飛び掛ってくる犬、それを横目で見ながら通り過ぎる私。その時、犬の勢いが余って首輪のロープが取れてしまった。 「ワン!ワワン!ワン! ワッ、…ン?」 「あっ!」 と固まってしまう犬と私。 なにか、お互い気まずい空気が流れる。 「ワゥン?」 と、しばらくたって少し気恥ずかしそうに犬はロープの方に振り向いた。「あちゃー、そういうつもりじゃなかったんだけどなー」とでもいいたげにロープの周りを回っている。繋いであげようかとも思ったが、繋がれて無い状態で吠えられるのも何かとキツイので、そーとその場を立ち去った。 帰って来てみると犬は居なかったのだが、自宅を通りすぎてしまった。 どうやら、今まで自宅の場所を犬に吠えられるタイミングで覚えていたらしい。 by Tシャツショップ ice-mix お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月18日 19時31分05秒
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