読み聞かせ♪「あおい目のこねこ」
今日ご紹介する絵本は「あおい目のこねこ」です!あおい目のこねこエゴン・マチーセンの素朴で淡々とした絵と無駄の無い文に、子ども達だけでなく大人も絵本の世界に入り込みます。子ども達は、1匹だけ目の色が違うこねこが仲間とはなれる場面では不安そうな表情を浮かべますが、こねこが楽しそうにいろいろなことに挑戦していく展開に、自分もこねこと一体になって楽しめるようです。大人が読むと、また違った感想が出ます。他人と違うところがあると不安、人と違うことはしたくない、といった感情を持って読み始めると、「こねこがいじめられるのではないか。」という不安から、ドキドキしながら絵本の世界に入ります。けれど、「読み進むうちに、元気が出てきた!」「こねこに力をもらった!」など、満足して絵本の世界から戻ってくることが出来る絵本だと感想を述べられます。 ・・rinの大好きな絵本です。手元にいつも置いて時々開きます。 rinも昔、人の目がとても気になる性格でした。 「こんなことしたら嫌われるかな・・」とか「私って人と違って変わってるんじゃないかな・・」と いつも人の目や心が気になっていました。 この本に出会い、「私には私の個性があって、それでいいんだ。」と、気持ちがとても楽になったのです。とても古い本なので、図書館においてあるものは年代を感じるものが多いですが、それだけ多くの方に手にとってもらって、読み継がれてきた良い本なのでしょう。お子様に読んであげて、また、あなたの大切な1人の時間に、ゆっくりこの絵本の世界に入ってみてくださいね♪