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2005.05.02
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カテゴリ:美術館・史跡にて

 『4度目にしてやっと美術館のドアをくぐる事が出来ました。』

 毎回・毎回。行く度・行く度。閉館日と重なっていたのです。
何てついていない・何て浅はかな…。
そしとうとう・ついにその日はやって来ました。

 『感動!』の一言に尽きます。

 17才という若さで、この世を去った彼の人生は止まったままで、
しかし残された絵や詩には、今でも鋭気がみなぎっていました。

 特に今2階で展示されている小学3年生の頃の作品を見ると、
知らず知らずのうちに、涙が流れて来る程、彼の生・存在がそこにはありました。

 死の前日に描いた絵のはかなさは、他のものに比べ生気がなく、
彼の描く絵ではない様な気がしたのは、私だけでは無いはずです。

『1日が24時間では足りない!』そうに常に話していた彼。
そのままの感情を、そのままに感じられ、
訪れた人々に、何かを残してくれる美術館だと感じました。

 来館者が絶えずいる訳が解る気がしました。

 自分が学生だった頃・沢山恋愛をしていた頃・仕事に悩みを感じている頃、
そして結婚をして子供がいる今。

どの時期に訪れても、彼の鋭気、伝えうるものは感じられる事でしょう。
お時間のある方は是非どうぞ!

 今回は、彼の関連書物『かまちの海』を紹介です。
あっと言う間に読めてしまいます。興味のある方は是非。








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最終更新日  2005.05.02 13:59:04
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