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カテゴリ:美術館・史跡にて
『4度目にしてやっと美術館のドアをくぐる事が出来ました。』 毎回・毎回。行く度・行く度。閉館日と重なっていたのです。 何てついていない・何て浅はかな…。 そしとうとう・ついにその日はやって来ました。 『感動!』の一言に尽きます。 17才という若さで、この世を去った彼の人生は止まったままで、 しかし残された絵や詩には、今でも鋭気がみなぎっていました。 特に今2階で展示されている小学3年生の頃の作品を見ると、 知らず知らずのうちに、涙が流れて来る程、彼の生・存在がそこにはありました。 死の前日に描いた絵のはかなさは、他のものに比べ生気がなく、 彼の描く絵ではない様な気がしたのは、私だけでは無いはずです。 『1日が24時間では足りない!』そうに常に話していた彼。 そのままの感情を、そのままに感じられ、 訪れた人々に、何かを残してくれる美術館だと感じました。 来館者が絶えずいる訳が解る気がしました。 自分が学生だった頃・沢山恋愛をしていた頃・仕事に悩みを感じている頃、 そして結婚をして子供がいる今。 どの時期に訪れても、彼の鋭気、伝えうるものは感じられる事でしょう。 お時間のある方は是非どうぞ! 今回は、彼の関連書物『かまちの海』を紹介です。 あっと言う間に読めてしまいます。興味のある方は是非。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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