凄い兄弟達!
報徳学園野球部が甲子園1回戦をサヨナラホームランで突破しました。先日日記に書いた次男くんも攻守に活躍してもう1プレープレーに鳥肌もんでテレビ見ながらずっと泣いてました(笑)試合の興奮冷めぬまま、昨日の朝刊を見てみると今度は三男君が載っているではありませんか。中日新聞が主催する中日少年野球大会の愛知県大会でみごと優勝してました。次男君の時もやはり県大会で優勝していたと思います。凄い兄弟です。次男君と三男君の話題になっていますが長男君も今東京六大学で頑張っています。でも長男君は甲子園には後一歩のところで行っていません。3兄弟みんなが同じクラブチームですが長男君の時は中日大会も県大会出場止まりでした。運が無かったのもありますが、最大の原因は野球を始めたのが小学校4年生。それも自分がその年に立ち上げた野球同好会と小学校の部活からのスタート。もちろん、チームの中ではピカイチの野球センスでしたが不慣れなコーチに、整っていない設備、街中の小さな小学校ではその子を磨くことはできませんでした。中学からは市内でも有名なクラブチームに入ったためメキメキと頭角をあらわしました。がやっぱり始めた時期や環境は彼にとって絶対的にバンデになったに違いありません。次男君は幼稚園から小学校3年生まで、三男君は幼稚園から1年生までうちにいましたがすぐにいいチームに移ったのもよかったと思います。こう書いているとまるで長男君が弟たちよりも劣ると思われがちですが自分の中ではこの長男君がいるから弟達が成り立っていると思っています。大リーガーとして日本人の先駆者である野茂投手がいてその後に大活躍しているイチローや松井、福留などがあるようにこの長男君はこの兄弟の野球におけるパイオニア。この子がみんなの道を切り開いたと言っても過言ではないと思います。そしてもう2人。それはもちろんご両親。このご両親はお2人とも日本一のT大卒業。野球も未経験者。どうして3兄弟とも野球なの?って思いました。そのお父さんの答はこうです。「T大は毎年何百人の合格者がいます。でもプロ野球に入るのはせいぜい毎年80人くらい。T大なんかより狭き門なんですよ。そこを子供達に狙わせてみたい」と。凄く迫力のある言葉でした。その後一緒にコーチをしてもらい野球は未経験でもたくさん教えてもらうことがありました。もちろんどんどんお父さんも野球が上手くなっていました。恐ろしい人です。そんな両親がいるからこの子達がいるのは間違いありません。この家族は野球というスポーツにおいて道しるべを作ってくれる親とその道を少しずつ切り開いていく長男、それを受け継ぐ次男三男。凄くドラマがあります。サクセスストーリーになっています。こんな家族が知り合いであったことを誇りに思っています。もちろんこれからもこの家族を応援していくつもりです。とりあえずは日曜日に甲子園に行ってきます。(笑)