本日もほろ酔いに付き、超手抜きの更新です。自称アメリカ人の詐欺事件です。注意しましょう!
以下大使館情報です。
平成17年7月27日
在メキシコ在留邦人の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
領 事 部
邦人の詐欺被害について
当大使館に邦人旅行者(女性)から、詐欺被害の申告がありました。本年5月31日にお知らせしました詐欺被害とほぼ同じ手口で、その詐欺被害者が撮った犯人の写真を見せましたところ、同一犯人ということも確認できました。
この犯人は、今後も日本人をターゲットに犯行を繰り返すことが予想されますので、以下にその犯行手口等を記しますので、十分ご注意下さい。
事件概要
7月26日午後3時頃、メキシコ市革命記念塔近くを歩いていたところ、アメリカ人(自称)男性から「英語は話せるか、スペイン語は話せるか」と声をかけられ、「ホテルに宿泊しているが、実はタクシー運転手に(お金を含む)荷物を全部取られた。とても困っている。どうしてもこれから(今日のうちに)ニューヨークに帰りたい。力を貸して欲しい」と言われた。
「銀行からお金を引き出すのに貴女の名前、旅券番号等身分証明書がないとお金が引き出せないので、銀行に一緒に来て欲しい」といわれ、メールアドレスを教えてもらい、その後犯人から腕をつかまれ強引にタクシーに乗せられ、銀行に行ったが、銀行が閉まっていた。
「お金が引き出せないので、今すぐ妻に電話してインターネットで貴女の口座にお金を振り込むので、お金を引き出して欲しい」と言い、目の前で公衆電話で妻に電話した。妻と電話で、事情を説明し、「お金を振り込んで」「お金入った?」というよ
うな会話をしその後電話を切って、「貴女の口座に妻が3000ドル振り込んだ。」と言われた。
クレジットカードを取られてしまい、キャッシュディスペンサーに強引につれていかれ、暗証番号を押すように言われたところ、3000ドル振り込まれていると思いこんでいたため、暗証番号を押し9000ペソを引き出された。
その金額では足りないため、商品を買って、それを保証に航空チケットを買う、ということで、商店に連れて行かれた。その際、メキシコ在住の友人に電話をしたところ、友人が、以前の当大使館からのお知らせを読んでいたため、「それは詐欺だ」と伝え、被害者が犯人が購入しようしていたレジに行って、店員にキャンセルしてもらっている最中に犯人は走って逃げて行った。
犯人の年齢、身体特徴等
身長180cmぐらい
年齢40歳過ぎ
体格がっちり
自称 リチャード・ゴールドマン(前回はエリック・ワインスタイン)
犯人は被害者に有無を言わせぬような強引な行動を取っていたとのこと。
注意事項
見知らぬ人から声をかけられても、相手にしない。
相手を安易に信用しない。
お金を貸す前に、情報が正しいものか確認する(聞いた電話番号に電話する等)。
アメリカからはウエスタンユニオン等送金サービスがあり、送金、受け取りは送金手続き後数10分で現金を受け取ることが出来、スーパー等でも土日夜間でも可能であるので、それを利用するように言う。
メキシコでは詐欺は立証が難しく、お金も保障されないことがほとんどであるので、十分用心する。
メキシコ市レフォルマ通り付近で、今後も詐欺の犯行が繰り返される可能性がありますので、特に注意して下さい。
前回の被害者が撮った犯人の写真を貼付しますので、ご参考にして下さい。
以 上
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