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カテゴリ:デイリーライフ
盛り上がってますね、「阪神vs村上ファンド」。
昨日のTV番組では、星野SDが生出演でその熱い胸の内を 語っておりました。星野SDの発言、大分アナログちっくで、 精神論的な部分が多々あった。だけど、本当に共感出来るし、 腹の底から湧き出る「何か」があるんですよね。なんだろう?? 日本人って、諸外国と比べて一筋縄ではいかない難しい文化、 風習を持っているのかもしれません。例えば物事の決断。 「白か黒か」なんて突きつけられると、つい「グレーで」となる。 議論をしても、「Aも良いけど、Bも良い」と、なんとなく 丸く収めようとする。良く言うと包容力がある。悪く言うと、 曖昧、優柔不断。 翻って、今回の阪神問題。効率的な経営、という観点から見ると、 確かに改善すべき問題は山ほどあるのかもしれない。でも、 多くのファンは全てを効率化してしまうことには難色を示す。 「儲けが全てやない、このままの阪神が好きや~!」 多分、こういう根っからのファンは、何億円目の前に積まれても、 阪神ファン辞めないんでしょうね。 あくまでも私見ですが、全てを効率とか、合理化などで 解決しようとすると、多分とてつもなく味気のない世の中が 生まれるのではないかと思います。突き詰めると、本当に 重要な問題を含んでいると思いますよ。例えば子供の教育。 ある雑誌で読んだ、笑えない話があります。結構な人数の子供達が、 「お刺身はパックのまま海に浮かんでいる」、と真剣に 思っていたそうです。しょうがないですよね、今やコンビニで 惣菜も、酒も、雑誌も、携帯も買える時代ですから。 その中間にある工程、苦労は全く着目されませんからね。 これまでの日本文化って、無駄があったからこそ、非効率的な 事を楽しむ余裕があったからこそ、ここまで発達してきたのでは ないかと思います。そう思うと、今回の問題はあんまり村上ファンドの 思惑通りにはいかないのかなぁと、勝手に想像しております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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