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あちゃこっぷ

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December 26, 2006
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テーマ:子供の病気(2172)
カテゴリ:育児
 今年を振り返ると・・・
 6月に次女が生まれて、にぎやかになった事が一番のニュース。
 みんな風邪や体調を崩す程度で、無事に今年も終えられそう。

 健康ってほんと大事。
 最近、すっかり忘れていたけど
 実は長女は「先天性股関節脱臼」でした。

 私がぜんそくの持病があったため、実家近くの総合病院での出産。
 小児科も充実していたためか、生後まもなく医師より
 「左足に注意が必要ですね。」と。
 実感は無かったけど、やっぱり赤ちゃんなのに
 左足がピーンと伸びたまま・・・
 
 一ヶ月検診、四ヶ月検診でも要注意を言い渡され、
 検診までの間にも病院でレントゲンばかり。
 小さな身体へ放射線をあてる事に心が痛む毎日でした。
 里帰りだったので、今は亡き私の父が毎日心配そうに
 足をさすってくれていました。

 ある程度月齢が進まないと未熟な骨のため
 確定判断も治療もできないこの病気。
 それまでは、足を広げる抱き方やオムツ指導で対処。
 おむつは開きをよくするため、
 夏場でも紙おむつ+布オムツ+オムツカバー。
 集団検診では、紙おむつ1枚で足を大きく開く他の赤ちゃんたちが
 とても羨ましく、重いオムツのため身動きも出来ない我が子が
 不憫でした。

 五ヶ月に入り、いよいよ治療方針を決めに総合病院へ。
 やはり臼蓋という受け皿部分にはまっているハズの骨が
 入っていないと言う結果
 そこで主治医の先生が
 「隣の市に小児医療最先端の病院があるけど、いってみますか?
 うちとは規模が違うし、専門医もたくさんいますよ。」
 脱臼程度によっては「リーメンビューゲル」という股関節を
 固定する器具を装着するらしいのですが、
 通院中の病院ではそのベルト部分が
 布製のためしばらくの間、お風呂には入れなくなるそう。
 先生曰く、同じ器具でもプラスチック製があるらしく、
 それなら同じくお風呂に入れなくても、
 汚れを拭く際の労力はかなり軽減できると。
 オムツ替えや離乳食、汗もたくさんかくこの月齢。
 それまで器具の装着に抵抗がありましたが、
 足を治すため!どうせ治療が必要なら
 最善の環境でと覚悟を決めました。 

 早速、紹介状をもってその足で新しい病院へ。

 こども専門病院のため設備も施設もすべて子供仕様。
 Dr.もスタッフも素晴らしかった
 
 検査結果・・・
 「股関節脱臼の所見ははっきりありますが、軽度とみられます。
  器具の装着は必要ないと思います。」

 覚悟を決めたはずだったけど・・・Dr.曰く
 股関節の場合、小児科でなく大人の整形外科での治療をする病院が多いそう。
 大人の人でこの外れた骨は絶対に戻らないけれど、
 小児の場合、「成長期」が武器になると言われました。
 うちの子は外れているものの、角度がきつくなく成長を加味すると
 十分自然にはまっていくとの診断でした。
 ただし、成長の過程は人それぞれ。
 小学校入学までは経過観察・検診は絶対必要と。
 日常生活には支障は無いが、足をひっぱることは絶対に避けること。

 「低月齢からの抱き方・おむつ指導のおかげですよ。頑張りましたね。
 低月齢の発見は難しく、歩くようになって気付くと遅い病気です。
 生後まもなく発見された先生に感謝しないとね。」

 一緒についてきてくれた母とポロポロ泣いたのが昨日のよう。
 その後、3ヵ月、半年、一年、二年、三年と検診の結果も良好。
 小学校入学前の検診で何も無ければもう心配なし。

 最近、次女の検診や予防接種に行く度に、あの頃が思い出されます。
 うちは結局治療もしなかったし、重度の病気の方に比べると
 お恥ずかしいお話なのですが・・・

 検査結果がでるまで待合で出会った方。
 子供さんは1歳頃。
 同じ脱臼で器具も装着されているのにも関わらず、
 「よかったですね!ほんとうによかったですね!」
 と一緒に喜んで下さいました。
 子供の病気がめぐり合わせてくれた人たち、想い。
 検診で小さくなっていた自分を強くしてくれた病気。
 教わることがとても多かったです。
 娘もいろんな人、いろんなことに感謝出来る子になってくれたらいいな。

 毎日元気に走り回る長女。すっかり忘れてしまう位だけど、
 今でも開脚は左足が苦手。階段の昇降でも、少し左足が遅れます。
 (私が気にしすぎなのかも知れませんが)
 遺伝することもあるそうなので、将来娘の出産にも心配は残ります。
 
 だからこそ、今ある健康に感謝。  
 
 ※ 私的な解釈のため、医学的には間違っていることもあるかも
   しれません。また、股関節脱臼についての見解は様々のため、
   治療方針・内容などは主治医によって相違があります。
   これはあくまでうちの場合ですので、
   誤解がないようお願いします。
 
 
 
 

 





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Last updated  December 26, 2006 04:32:31 PM
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