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カテゴリ:VARIOUS
思うに曲を作る作業というのは、パズルの様なところがあるのだ。
なぜなら、各Partsになる素材ができていても、それらを組み合わせてやらないと具体的に絵を描けないのである。 したがって、いくらSamplerやSynthesizerがあっても、それだけでは曲にならないのは分かっていただけると思うのだ。 要は、どんな方向性で何をやりたいのか自分で具体的に分からないことはできないのである。 さて、私が、イメージの質感を大切にするのも、自分の具体的な方向性に一石を投じるためなのである。自分でランダムに作ったMelodyを聴いてイメージを思い浮かべてみる。あるいは、映像のイメージを思い浮かべて、それを音色やMelodyにしてみるのである。 こうした訓練を風呂に入っているときにするとよいのだ。Relaxして気分がよいのだから、よい考えが浮かぶのにはうってつけである。 天井から落ちる水滴の音を聴いてみようじゃありませんか。そして、湯船にポチャンと落ちたその一瞬の音を永遠に等しいくらいに感じるのだ。 私が思うに、音楽というのは、絵画と違って一瞬でその全体像を捉えられないようになっているのだ。その曲の時間軸に沿って、構造や質感が変化するという特徴を持っている。 曲を構築するには、時間軸に対して、その構成要素となる楽器群が水平方向と垂直方向にどのように変化するか把握する必要があるのだ。 さあー、難しい話はこの辺にしておいて、実際に自分で演奏して楽しもうじゃないか?
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Last updated
2007.01.25 17:38:15
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