|
カテゴリ:EXPERIENCE=GAIN
生きていると、ときには勘違いもいろいろあるよねえ?
遡ること60数年前の第二次世界大戦中には、各国民学校に教官として憲兵が所属していたということです。以前、その頃の写真を見る機会があったのですが、11~12歳くらいの子どもたちが、ふんどし姿で相撲をとっておりました。ちょうど、校庭に土俵が作られているのですが、これが正規の土俵なんですよ。TVで相撲を中継しますよね?ちょうど、ああいう風に土を盛り上げてある土俵なんですよ。 そこで、憲兵にしごかれるんですよ。 「貴様、大日本帝国の国技をなんだと思っておるのかああああー」とか怒鳴られてね。意気地のないとろい奴は、もう徹底的にやられたっていう話でした。 そんな根性なしで、敵艦を撃沈できると思っておるのかあああー! 「いや、憲兵さんよ。たとえ根性があっても、敵艦はそう簡単に撃沈できないと思うよ!!」 まさか、こんなこと言えません。それこそ、家族や親戚まで警察行きです。恐ろしい時代ですよねえ。私は、この話を当時児童で、憲兵にしごかれた老人から話を聞いて写真も見せてもらったんですよ。 意気地がないと、憲兵に虐められるから、仲間も応援するんですよ。土俵のすぐ隣は、野菜畑になっています。「おい、もっと声かけてやってくれええー!」と仲間を促すのです。勘違い君は、とっとと野菜畑から桶を天秤棒で担いでやってきました。 桶の中身は、もうお分かりでしょう? 昔は、うんちを肥だめに溜めておいて、熟成?させたものを畑にまいて肥料にしたんですよね。それを桶に汲んでは、肥料として畑に撒いたんですよ。 「肥」と「声」を勘違いして、土俵の二人に向かってうんちを入れようとすれば、憲兵にぶん殴られたでしょうね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.24 13:23:25
コメント(0) | コメントを書く
[EXPERIENCE=GAIN] カテゴリの最新記事
|