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カテゴリ:デザイン
明和電機の展示とトークショーに行ってきました!
明和電機社長ブログ http://www.maywadenki.com/blog/ 明和電機のことは「ヘンでおもしろい」と思ってたけど、特別な興味はなかったです。 TVで見る程度でした。 趣味の合う人が「好きそうだから」または「いっしょに行きたい」と誘ってくれるものって、自分では見つけられなかったけど「見たかった」ものなんですよね。 めっちゃ楽しかったです〜〜〜♪ オタマトーン(楽器)http://www.maywadenki.com/otamatone/about/ 頭はシリコン素材でやわらかく、口をパクパクさせると「ンー」とか「ワー」って音が変わる。 楽器ができなくても、歌ってるみたいでたのしく演奏できる。 ここで自由に使うことができるので、触りにいくだけでも楽しいと思います♪ 子供とか夢中でやってた〜 展覧会は、無印良品有楽町店 2Fの奥「ATELIER MUJI」にて。 無印良品と明和電機をくらべた展 -ナンセンス計測のこころみ- 2017.6.30 sun 〜 8.27 sun 無料 http://top.tsite.jp/news/lifetrend/i/35949218/ 奥の白いスペースに、お行儀よく陳列されているものたち・・ よく見ると、どれもおかしな姿をしています。 エ〜?なにこれ〜?? と、解説を読み、アッキーさんのウンチクもついて、より深く知っていく。 サバオ トリガー型の腹話術人形。操作しやすそうではある。 ジホッチ 腕時計。なのに昭和の電話機の形。ジーコジーコと117をダイヤルして、わざわざ時報を聞くんだって。正確さはまちがいないね!!電波はどうなってるんだ。 オタマトーン 楽器対決。ぜんぶこのように、無印の商品と対で展示されてました。 無印のほうは、文庫本と同サイズの楽器シリーズ。こんなのあったの知らなかったー。 映像で、オタマトーンの演奏風景や、アイデア出しの方法を見られました。 なぜこんなヘンなものが?と感じるものも、ちゃんと考え出される順序や理由があって、な〜るほど〜と思った。 なんでそうなる!?という部分もあったケド。 ふつうは、ヘンでステキなアイデアを思いついて「オレ天才!?」と思うことがあっても、頭で考える現実で計算して、「できないわ〜。」とすぐにあきらめてしまうものだと思います。 けど、明和電機の社長さんは、「実現しよう!」と動く人なんですね。 すごいかっこいいなって思いました。 「あなたのアイデア募集」の用紙があったので、子供の頃にひらめいたアイデアを書いてみようかな! 明和電機全製品カタログPDF http://www.maywadenki.com/news/明和電機%E3%80%80全製品カタログ2017版/ 展示を見終わったころ、なんかクラクラしてきた。 朝ごはんのインスリンを射ち忘れたことに気づいて、電車移動中にやや少なめ射ったら、時間差のせいか効きすぎてしまったみたいで低血糖になりました。。 「なんか、ヤヴァイ、低血糖みたい..」 ブドウ糖をもぐもぐ。。 隣接の Cafe&Meal MUJI は行列ができて入れず、「どっか座りたいよね?」とアッキーさんがコーヒーのある休憩スペースをみつけてくれた。(展示室のすぐそばにあり、わかりにくいのですいてた!) なんとコーヒー100円!そしておいしい! 暑い日だったんだけど、1日分汗かいた〜〜!!ぐらい、汗だくになりました。 周り(視界)がちょっと暗くなってたし..。 助かりました〜〜〜 回復してから、ランチしにカフェへ移動。 通院時によく寄る、居心地のいいわりとすいている穴場カフェ♡ CAFE FREDY http://www.cafe-fredy.jp あんまり甘くないミニバケットのフレンチトーストがついたランチ食べました。 おなかイッパイ〜 次は、銀座三越でのトークショーへ! たまたまTwitterで見つけた明和電機のトークショーが、約束した日にあったんですよ! 運命だ〜 近いし行こう!! トークテーマ「明和電機の浴衣作るぞ!」 ホンモノの社長さんはカッコよかった! 腰に差したオタマトーンで時代劇のテーマ曲を演奏してくれました。 歌ってるみたいなオタマトーンがかわいくて、曲と音が合っててすごくよかった 方眼の反物をデザインして、注染で染めて作り、自分で浴衣一着すべて縫ったそうです。 方眼は正確で、ちゃんと1cm測れるそう。縫いやすいかも? 社長さんの浴衣作りは、以前明和電機で働いてた女性(キサブローさん)が家業の和裁をしていたので、生徒になり教わって作ったそうです。 キサブローさんは「社長が初めて作った浴衣なので、わたしも自分が初めて作った浴衣を着てきました」って。初浴衣がシブすぎる! その二人のトークだったんですが、おもしろかったですよ〜〜 社長の驚くツボが、「え、そこ?」ていう、さすが電機屋さんだなって着眼点で。 ・使う工具がなんと針1本なんですよ!!! ・ゴミが布切れちょっとしか出ない!!! (いつもちょっとしたモノを作るのに、山ほどクズが出るのに) ・自分の体が器用に使えない(運針ができない)となにもできない! (いつもはマシンの操作を覚えれば作れる) ・ものさしが竹製で布に合わせてしなる!なぜ数字が書いてない? ・洋裁(ミシン)は銃のようにたくさんの直線が必要なのに、和裁(手縫)は点を結んで1本の線で貫く。好きな映画キャラのワザに似ていてカッコイイ! (ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのヨンドゥ。なんかそれ観たくなった) ・ひっぱられる部分は縫い目の上に布をちょっと折ってかぶせ、サスペンションになっている! ・指貫きが使えなくて、力任せに縫ったら、指にぶすぶす穴が空いていった。 などなど・・・ おしゃべりが楽しく、笑いの渦を巻き起こしていました。 指の穴は今もまだあるそうで。 おそろいの傷跡わたしもある〜〜〜! って思いました。(血糖測定の痕ね) 浴衣ができて、どうせなら帯と草履も作ろう!となって、アトリエにある材料で作ることに。 帯はなんと、消防ホースを染めて作ったそうです。 丈夫で安価で、もしものときは放水できる。(短いでしょ!) 草履は、鼻緒をゴム管で作り、足元を明るくできるよう LEDライトを付け、モバイルバッテリーも装備したとか。 水濡れ厳禁らしいです。(夏は突然の雨多いですケド..) 「着物の時代に生きてたら、キテレツな人ですよね」とおっしゃってました。。 今の時代でもめったにいません。 記念に招き猫の手がショベルになってるてぬぐい買いました! 明和電機カラーが涼しげでいいですよね アッキーさんはオタマトーン 買ってました。 クマモンもあるんだ・・ 最近サイト探してみてたら、夏っぽいスケルトンも出たようです。 音の出るモノは家の人に「うるさいな」って思われそうだし自分が飽きっぽいのでやめたけど、わたしもけっこう欲しくなってました。あぶねーあぶねー。 帰りは GINZA SIX に行き、アッキーさんが大ファンの「やよいちゃん」の有名なオブジェを見ました。 GINZA SIX アート https://ginza6.tokyo/art 草間彌生さんのコトもよく知らなかったんだけど、アッキーさんがいろいろ教えてくれ、ちょっとだけ詳しくなりました。 上階の本屋でアートブックを見ていたら、椿鬼奴にソックリな写真があって、アッキーさんが「もう鬼奴にしか見えないー」と言ってた。 なんかごめん・・・ ハデハデな色使いが好みじゃなかったんですが、作品集をパラパラ見ていたら、わたし好みの絵もたくさんあったりして。 水玉にも意味があって、光と影がほんとうに水玉に見えているんだって。 オバケとか妄想とか、そんなの現実にはない!と言っても、ほんとうにあるかないかは問題ではなく、見えているならその人にはそれが真実の世界なわけで。 逆に、もしかしたら自分こそ、人と違うものを見ているってこともあるかもしれません。 子供の頃そんな妄想したな〜 実は自分がいるのはタヌキの世界で、自分だけが人間に見えているのかも..とかね。 マトリックス観たときに「同じコト考えてる人いたー!」て思った。 SF世界の空想話ではなくて、気持ちの持ちようでも同じことがいえる。 疑心暗鬼でいたらみんながいじわるそうに見えるし、幸せ気分だとみんな優しい人に思えたりする。 それぞれの属している世界観で作品を創作したら、まったく違うものになりそうです。 見て「いいな好き」って思うのは、その世界が作品からにじみ出ているせいかも..。 わたしは、もうぜんぜんカン違いでいいので、みんなが優しい世界で、鏡を見ると自分がそこそこかわいく見えたらいいなって思います。 部屋に置く全身鏡は、ほっそり見えるやつがあったらいいな! やよいちゃん、長野県松本市出身なんですね〜 松本に美術館があるそうです。行ってみたい! このところ、帰省すると両親とベッタリで、自由に出かけられる感じじゃないんですが..。 親たちは興味あるだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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