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カテゴリ:生きること、自然、そして、環境
エコ・コーポラティブマンション「エコヴィレッジ鶴川」に行ってきました。
まあ、たまたま友達が住んでいたということなんですが。 この住宅の特徴は、まずエコロジーを意識していること。そして、住民が主体的に関わる「コーポラティブ」ハウスであるということだ。 建て売りの分譲マンションでオプションを選ぶというのとは違い、住民になりたい人を募って、話し合って、建てていく。 内装も自分たちでやるので、工事中モードだ。でも住んでる。 外壁は、木を焼いたものになっているのだが、この木を焼く作業も、住民がやったりしている。 建物は3階建て2棟で、ベランダから、下を歩いている人に声を掛けられるが。声を気軽にかけられるのは、住民が主体となって関わっているから可能なのだ。 いわゆるマンションでは、他人がいきなり隣の部屋に越してきたり、上下がどうなっているのかわからないわけで。ベランダから、下にいる人に声をかけるという事はしない。 さらに高層マンションではベランダさえもない。 もう、20年以上前に、神戸大学の学生が研究していたと記憶しているのだが。住居の形態別で子ども同士のコミュニケーションがどうのということをやっていたのだが。 一戸建てばかりの住宅地よりも、5階建てまでの団地が並んでいる所の方が、子ども同士のコミュニケーションが図られているというものだった。 低層階の建物のすぐ下に、公共の広場があるほうが、子ども同士のコミュニケーションが図れるということだ。 昭和30年代初期に作られた団地などの住宅って、公共スペースについて、きっちり考えられている事が多いことに驚かされる。 しかし、車の普及で、団地の下は、駐車場が増え、子どもが安心して遊べるスペースではなくなった。 そして、いま、このエコ・コーポラクティブハウスで、焼け野原から新しい理想に燃えて設計した団地の発想が甦ったというのがなんとも不思議な感じだ。 まだ、ここに人が住みだして間もないが、これからどのようになっていくのかが楽しみである。 この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。 また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.19 21:52:53
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