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カテゴリ:生きること、自然、そして、環境
セヴァン・スズキの地球環境サミットでの「伝説のスピーチ」を読みました。
これが、15年前に、12歳の少女がスピーチしたと思うと、鳥肌が立ちます。 なぜかって、未だに、この問題が全くと言っていいほど解決しているわけでもなく、問題が大きくなってきているということです。 まず「なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。」というくだりでは、ここんところ日本では、選挙で負けたり、株で損をするという事への執着が増えている気がするだけに痛いところです。 たとえば去年、ホリエモンの大騒ぎや、郵政で落下傘候補だなんとか言ってましたが。これって、選挙で勝つとか株で得するという、選挙で負けたり、株で損をするという事への執着そのものなんですよね。 昨今の環境ブームでさえ、選挙で勝つためであったり、株で得するために環境問題に取り組んでいると思われる政治家や企業がいる。 環境に取り組むことで、選挙に勝っても、株で得してもいいと思うんですが。環境対策において一部はというか大きなお金が動いている部分では、あくまでもブランド価値を高めて株価があがるようにしむけ投資を促すためであったり、環境対策に税金を使ったりして選挙対策にしようってので動いている。 まあ、ある程度は必要なんですが、あまりにもそっちに動きすぎな気がしてならない。 スピーチの最後の方に 「おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。」 ってのが出てきますが。 真面目に取り組んでいる方がいらっしゃるとは思いますが。環境に取り組んでいますって、喧伝しているところほど、本当に未来を考えていないのでは?って疑問に思えることって多い気がするんですよね。おそらく、事業規模が大きいから、いろんなことが報道されるから、疑問に思える出来事が表面化していることもあると思うのですが。そんなことを加味してみても、真剣に考えていると思えないことが多すぎるように思うんですよね。 このスピーチを読んでどう思うかは、各人に任せるとして。 このスピーチから15年経って、セヴァン・スズキは今、なにをしていて、なにを感じているのか、妙に気になります。 セヴァン・スズキの 地球環境サミットでの「伝説のスピーチ」 http://www.mable.ne.jp/~alfalfal/densetu.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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