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テーマ:ニュース(100176)
カテゴリ:車、鉄道、システム、オタクネタ
取り消し処分はわかるんですけど・・・
実際の受講者無視してる気がするんですよね。 確かにNOVAとコムスンは不適当な業者ですし、別に肩を持つ気もないのですが。 教育訓練給付をダシにして講座の勧誘をしていたかもしれないけど。15日に言って、18日とか20日から始まる講座に関して、教育訓練給付を出さないって言うのっておかしいと思うんですよね。 教育訓練給付制度を利用して受講する人って、サラリーマンに限られるわけで。会社に受講するとか言ってその日は残業をしないだとか休むだとかして日程を調整して、スキルアップのために受講しているわけですよね。スキルアップには違いないけど、有給休暇もなんとなく休ませてもらえないという職場環境が多い中、残業をしないとか、休むというのは至難の業なんですよね。場合によっては社内の評価というか評判に関わってくる。 教育訓練給付制度で最大40%お金が返ってくるというのがこの制度は、労働者のスキルアップが第一の目的ではあるのですが、そのリスクに対する補完の機能がある。 そうやって、社内の立場というリスクを負ってまで、向上心をもって受講しようと決意し、スケジュールを押さえている人に対し、お金が戻ってこないというのはおかしいと思うんですよね。 おそらく、助成金が最大限支払われるようなコースに勧誘されていると思われるので、50万円少し手前ぐらいの講座なんかを受けている人も多いと思うんですが。その場合約20万円返ってこないのは痛いと思いますよ。 コムスンに至っては、金曜日に発表して、土曜日の朝刊に記事が載って、月曜日から給付金がダメってスケジュールだから、告知も不十分な上、判断出来ないと思うんですよね。 もし、講座をキャンセルしたとしても、その日休んで講座を受ける人がいたとしたら、職場もシフト組んでいるはずなので、いきなり出社されても困るわけで、その日は休みということになってしまうわけですよね。 やるんだったら、せめて、来月分の講座とか、周知期間をおいて実施した方がいいと思いますよ。 昨年度、NOVAの32講座で約4700人受けているということは、10日間期間を遅らせるだけで、単純計算で150人近くの人が、いきなり言われて給付金を受け取ることが出来ないというトラブルがなくなると思うんですよね。 今まで、いろいろ問題があったのに、真剣に対応せず、何かとさんざん持ち上げていたにもかかわらず。一度、悪いと言い出したら、一斉に攻撃するというか、突き落とすというか、そんなことになってるけど。 これって、いじめというか、役所が新興企業に対する「いじり」なんでしょうかね。 それに、受講者というか、国民がつきあわされるのは問題があるんじゃないでしょうか。 -------------------------------- NOVAとコムスンの講座、教育訓練給付の指定取り消し 2007年06月15日20時56分 朝日新聞 厚生労働省は15日、英会話学校最大手「NOVA」の外国語講座32講座と、訪問介護最大手「コムスン」によるホームヘルパー養成講座2講座について、受講者の入学金や受講料の一部を助成する教育訓練給付制度の対象から除外すると発表した。両社は今月、厚労省や経済産業省から違法行為に対する処分を相次いで受けており「教育訓練を実施する者として著しく不適当」と判断した。 除外されたのは、NOVAが英会話やフランス語、ドイツ語などの講座、コムスンはホームヘルパー2級講座と同1級講座。NOVAは20日以降、コムスンは18日以降にそれぞれ受講を開始した人が給付金の対象外となる。現在、受講している人には支給される。また、両社の講座は今後5年間、制度の対象外とされる。 教育訓練給付制度は、自己啓発のため、厚労省指定の民間講座を受けた労働者に対し、雇用保険から費用の最大4割(上限20万円)を助成する制度。06年度には、コムスンの2講座で76人が給付金を受けており、支給総額は約260万円。NOVAの32講座では約4700人が給付金を受け、支給総額は約5億6000万円に上る。 コムスンは今月6日、介護報酬の不正請求問題で厚労省から事業所の新規指定や更新を認めない処分を受け、NOVAも13日、経産省から特定商取引法違反で業務の一部停止命令を受けている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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