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カテゴリ:生きること、自然、そして、環境
夕張には朽ちていくものが数多くあるのだが。
観光開発など以外に、新しく創造的なものを作ろうという動きもある。 しかも自治体や政府がらみのものではない。 それが「きのこの森」構想だ。 自然と親しみながら、支援が必要な仲間と支援をする仲間とがいきいきと創造的な生活を過ごせる場所にしたいのだそうです。 「きのこの森」の予定地に連れて行ってもらった。 ここは、かつて炭住街だったが、炭鉱を撤退するときは更地にして返すという企業と自治体との間の取り決めなどがあり、わずかな民家を除いて更地になっている。 そのおかげもあってか、自然が戻ってきている。 そこには、水芭蕉の群生地があったり、かつて誰かが植えたルピナスが野生化し、一面に生えている。 タイの津波の被災地に行った時にも感じたのだが、自然のパワーはすごい。 人間だけを見ると、人が豊かになる仕組みの副作用なのか、復活が出来ない仕組みがなんとなく出来上がってしまっている。 とはいえ、大変なことが起きているにしても、そこに住んでいる人は、必ずしも不幸ではない。 ありのままを受け入れ、自分で出来る事をする。そうすれば、おのずと小さな幸せが訪れる。 大きな夢を持つことは、決して悪いことではない。 豊かになることも、決して悪いことではない。 しかし、その夢の持ち方や豊かさによっては、多くの人を不幸にさせる事もあるし、夢が実現出来ないことにより自らも不幸になることもある。 だが、この場所でカヌーを漕ぎ出せるようになるという夢は、決して不幸になる事のない夢のような気がしてならない。そこには本当の豊かさがあるからに違いない。 6/30.7/1に夕張で行われる野外コンサート「キュー・ミュージック・ジャンボリー in 夕張」で販売されるリストバンドはこの夢を現実に近づける事に役立ちます。 リストバンドの詳細は こちら の記事で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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