|
テーマ:ニュース(100174)
カテゴリ:車、鉄道、システム、オタクネタ
連日、記録的な暑さです。おかげでか、私がタイで使用している携帯電話は、電池から火が出るとのことで、リコール対象となりました。
とにかく暑いです。 40.9度を記録した熊谷市なんかは、この記録をネタに町を売りだそうとしています。そのおかげで、43度という表示の看板まで出たりしたようです。 気温というのは、一定の条件のもとで記録されるわけですが。地表近くだとか、気温を測る場所によって違った値が出たりします。だから、やろうと思えば、高い数値を出すように温度センサーを設置し表示すれば、暑さを町の売りにすることが出来たりするのです。 一方、夏が稼ぎどきの北海道銘菓が、賞味期限の表示を1ヶ月偽ったとのことです。 賞味期限って、意外に過ぎても美味しいケースってあるんですよね。 もちろんものにも寄りますけど。 かつて、12年モノの缶詰を食べたというブログ記事を書いた事がありますが。 大丈夫なモノは大丈夫です。 逆に、賞味期限内でもダメなものはダメです。 今回の件、もちろん製造者の責任というものもありますが。流通や消費者の問題もあるような気がするんですよね。たとえば、賞味期限が1ヶ月とか下手すると2ヶ月を切ったものが、まだ食べられるのに返品されてくるとか、そういうことがあって、もったいないから、1ヶ月余分につけておこうなんていう発想になったのかも知れません。 製造者ばかりの責任を追及するのではなく、事件の起きた背景をきっちりと整理しないと。また同じように表示を偽るところが出てきかねない気がします。 さて、こちらは、昨日に引き続き、暑さを避けて、標高の高いところに逃げてきております。 せっかく、避暑に来ているのに、山梨県内は「風林火山」「風林火山」と暑苦しくて、長野県に突入です。せめて、この時期だけ「風鈴花山」にしてほしい。 そんなことで、野辺山に来ると、今度は「ハイブリッド車両」「ハイブリッド車両」です。 野辺山は高原野菜と観測所が有名で。野菜を積んだ大きな車輪のトラクターが走り回ったり、大きなメーサー砲のようなパラボラアンテナがあったりと。それだけで風情があるものですが、この「ハイブリッド車両」というのは、私にとっては少し興ざめです。 とはいえ、お父様方には人気で、子どもそっちのけで車両の撮影です。 甲斐大泉駅にて 列車が日本最高地点に差し掛かると、一斉に車内からその標識を撮影しようと、多くの人がカメラを構えています。 帰りに、実際にどのぐらい写せるか実験してみました。 ちゃんと撮るには、かなり根性がいります。 なぜ「ハイブリッド車両」が、わたしにとっては興ざめかというと。 実際は、ディーゼルエンジンで発電機を回して電動モーターで走る電車「電気式ディーゼル車」であって。決してハイブリッドではないからです。 自動車のハイブリッドの場合は、エンジンの動力と、電動モーターの動力で動くので、ハイブリッドなのですが。このJR東日本のいうハイブリッド車両は、電動モーターのみで走っているからです。 もちろん、自動車のハイブリッド車のように、制動時に電力を回生して、蓄電池に充電し、次の加速のための動力源にするという機能はもっていますが。これをもってハイブリッドというべきでしょうか。 国鉄は、昭和20年代から30年代前半に、電気式ディーゼル車を使っていましたが普及しませんでした。それは、熱効率が悪かったり、保守面で問題があったからと言われています。 今の技術を使えば、長年使ってきた電力回生電車のや、最新の蓄電池があるので、電気式ディーゼル車の欠点を補うことが出来るというのが、この車両だと思うんですよね。 でも、それをハイブリッドと表示してしまうのは疑問なんです。 同時に、トヨタのプリウスだとか、ホンダのハイブリッド車のように、電力を回生し蓄電するというのをハイブリッドの定義にしてしまうのも変だと思います。 本来なら、電動アシスト自転車も、人力+電動モーターのハイブリッドなわけですから、もっと大々的にハイブリッドと言ってもいいと思うし。古くは、モペットというバイクは、坂道で走らなくなるとペダルを漕ぐことで、電子制御を使わない形でのエンジン+人力のハイブリッド動力になるわけで。本来ならこちらの方をハイブリッド動力と呼ぶべきではないかという気がします。 といいつつも、ちゃんと車両と共に記念写真を撮っちゃいました。 #さて、どのように撮影したでしょうか? そういうわたしを見て、地上に降りて1年半が経った王子は真似る。 でも、なんか違うぞ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[車、鉄道、システム、オタクネタ] カテゴリの最新記事
|
|