テーマ:ペットとの出会い(1)
カテゴリ:アトム
私が高校を卒業して間がない頃に可愛がっていた柴犬が
死んでしまいました。小学1年生の時に毎朝マラソンを続ける ことができたら飼っても良いと親から条件を出され、ズルを しながらも1年間に亘って走り続けた努力の結果、 柴犬の大ちゃんを家族の一員として迎え入れることに成功。 月日が経ちその大ちゃんもいつの間にか老犬となり、 大きな手術を乗り越えたにも関わらず、私の腕の中で 安らかに眠りにつきました。 ショックが大きかった私はご飯も食べられず、部屋に 引きこもっていつも泣いていました。 そんな私を家族はえらく心配してくれました そして母がまた犬を飼ってみないか?と言い出したのです その後しばらく経ってからハスキー犬が我家の 仲間に加わりました。 もの凄くこだわって、もの凄く探して、遠いところまで 足を運んで、そこで出合ったのがそのアトムだったのです 銀色で、ブルーの瞳で、口元は綺麗なピンクで、 一目見たときからこの子だと思いました。 それから大ちゃんを失った悲しみが日を追う毎に 少しずつ穏やかに静まっていきました そして大ちゃんと出会えた喜びのことの方が 思い出されるようになって行きました。 アトムの子犬の割りに大きな手を見ては 大ちゃんはもっと小さかったよね とか、 アトムの雷におびえる姿を見ては 大ちゃんはもう少し勇敢だったよね とか・・・ アトムのお陰で私は大ちゃんと出会えて一緒にすごせた 時間の素晴らしさを思い出すことができました 悲しみのあまり大ちゃんとの良い思いでを危うく 忘れ去ってしまうところでした。 なくしてしまった瞬間は耐え難いものがあります でも一緒にすごして来た時間はそれにも勝るものです きっとそうですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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