テーマ:商売の心・真心(55)
カテゴリ:健康
法律って誰のためにあるものでしょう?
答え。 主権者(国民)のため。 まあ、あたりまえですね。 では、法律は誰を律するためにあるのでしょう? これはちょっと難しい。 ザックリ言えば・・・ 暴走しそうな権力を抑える(縛る)ため。 そう思えば大概当てはまります。 例えば、刑法って誰を縛る法律か知ってますか? 犯罪者を縛る、そう思われる方が大半ではないでしょうか。 でも、実際は 国家権力を縛る法律 なんですね。 国家権力は、えてして暴走します。 国家のためとかなんとか理屈をつけて、国民を抑圧したりします。 だから、「こういう罪の場合、こういう罰以上を課してはならない。」 と、権力を抑えこんでる法律、それが刑法です。 もちろん、憲法だって同じです。 国民に「こうしなきゃイケナイ」とか説いてるものではなく、 国家権力は国民の権利を守れ。抑圧するな。と言ってるんです。 で、それ以外の法律も同じ方向性なんですが、 暴走しそうな権力といえば、国家権力だけとは限りません。 例えば、 「地方自治法」は、地方自治を推進する法律ではなく、地方自治体という権力を抑え込む法律です。 「医療法」は、医療を受ける人に対する文言は全くなく、医療を行う病院・医師や医療体制を整える地方自治体に対して規制する法律です。 もうひとつ代表的なものに 資本力という権力があります。 そう、民間企業です。 民間企業は利益を追求するためにある。 だから、悪に走りやすい。 だから、規制しなければならない。 わかり易い3段論法です。 しかも、法人は、日本国籍の人格を持ちながら人とは扱われない人、主権のない人ですから、保護の対象ではないわけで。 そりゃもう、その気になったらいくらでも規制できます。 ・・・実は今、私が辟易しているのが薬事法です。 薬事法というのは、国民の受ける投薬などが適正に行われることを目的としています。 で、抑えつける相手は、地方自治体や薬剤師や薬局や製薬会社、そして薬品の輸入業者や健康食品業者ななんですね。 弊社は、一応健康食品業者ということになります。 何せ、サプリメントを作って売ってますから。 だから、薬事法の規制を受ける。 規制を受けるとどういうことになるかというと・・・・・ それはまた明日書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/07 07:17:44 PM
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