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最近、またアラビア語がマイブーム化しているぐうたらワイフです。これもいつもアラビア語の習得にがんばってらっしゃるれいこれさん と suusuuさんのおかげだと思っています♪ さてさて、今日はアラビア語の特徴についてとても簡単にご説明させていただきます。 アラビア語はとてもとても古い歴史を持つ「セム語」という語類に入ります。世界史でも聞いたことのあるアッカド語(くさび形文字の・・・)とかイスラエルの言語のヘブライ語とかが仲間です。 実はこの「セム語」グループにはめちゃくちゃ大きな特徴があるのです。何かというと、「母音」をあらわす文字がなくって、文字は全て子音なんです。発音は文字の上下に補助となる符号を用いるのです。(音としてはア・イ・ウだけ。)でも新聞とか普通の本ってこの発音の符号はないのよね~。じゃあどうやって読むのかといいますと、記憶と文法の知識を利用し、時には想像しながら読まないといけないのです。 そしてもう一つの大きな特徴は「語根」の概念です。大抵一つの単語の中に2文字・3文字・4文字の語根が含まれているのです。少し漢字の偏と似た感覚があるように思います。「人偏」だと人と関係するな~とか「魚偏」だと魚だろう・・・といったあの感覚です。 具体的には・・・例えば「T・B・KH」という3つの文字から成る語根があったとします。これは「料理をする」という動詞なのですが、この動作から密接に結びついて単語が出来上がっていくので、なんか料理に関係があるんだろう・・・って事になります。。 「料理する人」→「料理人」 「料理する場所」→「台所」 「料理人」も「台所」もこのT・B・KHの3つの文字を含んでいるのです。 面白いでしょ~?! ただ困ったのが辞書を引く時です。辞書は「語根」表記になっていてアルファベット順ではないので、わかんない単語が出てきたら語根を見つけてひかないといけないという事です。どういう事かというと・・・ 例えば英語だとStudyとあればSから引けばいいわけですが、アラビア語の場合は、MKTBとあった場合、Mから引いても単語は見つからないのです。語根となるKTBを引いて、その下に派生されて表記されているMKTBを見つけて意味を調べるのです。 なんてこったい! 実はこれが外国人泣かせなんです。 長い単語になると語根を探すのに一苦労・・・・。 「辞書が引ければ一人前・・」と先生によく言われましただす・・。 面白いといえば面白い言語なんだと思いますが、何個も分からない単語が続出すると頭が爆発しそうになるぐうたらワイフです。まるで暗号を解読するかのような気持ちになるのです。 そんなこんなでアラビア語がまたマイブーム化しておるぐうたらワイフです。 旦那タンは、アルジャジーラを読めと毎日うるさく言ってるけど・・・。 英語版へとジャンプしてしまうぐうたらワイフです・・・。(すごく反省) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月26日 22時18分05秒
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