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多言語の家族、それはうちの旦那タンの家族なのですが未だに不思議というか「へぇぇ~」って思います。私は日本語で、日本でず~っと育ったごくごく普通の日本人です。だから余計にそう思うのかもしれないけど、本当に不思議!!!!!
旦那タンはアルジェリアのベルベル人です。 母国語 → ベルベル語 アルジェリアの公用語 → アラビア語・フランス語 私との会話 → 英語 家族との会話はベルベル語です。でもベルベル語ってとても古い言語で書き言葉としては発達していないのです。字を見ると「なんじゃそりゃ~!?」のごとく絵のような感じで書くにはちょっと大変な文字です。ちなみにうちの旦那タンはベルベル語の字はよく分からないそうです。というか、ほとんどの人は知らないと思います。(^^;) 何が不思議って家族とのメール、お手紙のやりとりはフランス語なのです。これにはぐうたらワイフはぶっ飛んだ!1つの言語で育った私には不思議というか感心するというか、うらやましいというか・・・。もちろんお友達とのメールもフランス語か英語です。(もし私が家族とは日本語で話し、手紙は英語・・・と考えるととっても不思議!) じゃあアラビア語はいつ使うねん・・・っていう疑問が出ますが、アルジェリアにはアラビア語圏とベルベル語圏があります。同じベルベル人でもアラビア語圏で育っている人達はアラビア語をよく話すみたい。そういう人達と出会った時にはアラビア語でお話するみたいです。(テレビ、新聞はアラビア語とフランス語があります。) ところで、多言語で育ったうちの旦那タンがよく言うのが、「日本人って長い間英語を勉強しているのにあまり英語ができないのはきっと教え方に問題がある・・・・」との事です。旦那タンにとってはアラビア語もフランス語も外国語なのです。でもよくできている!!ただとてもよく勉強はしたと言っていますが、どちらの授業も先生はアラビア語ならアラビア語だけを使い、フランス語ならフランス語だけを使うそうです。日本も英語の授業は英語だけにすればもっと違うかな?な~んて思ったりするのですが。あとはもっと早い年齢から教えれば違うのかな? ただぐうたらワイフは最近思うことがあります。日本はわざと英語教育をしないんじゃないかな~って。日本で英語の教育をみっちりしようと思えば絶対にできると思う。それをしない理由は「知的財産の流出」を防ぐためかなって。資源のない国なので賢い人達がどんどんアメリカやヨーロッパへ流れていってしまうと日本は困っちゃう。外国語ができなければ、外に出たくてもちょっと壁ができるので出にくいのは事実だし。考えすぎかもしれませんがアルジェリア人を見て思いました。アルジェリア人は賢い人達はもっとチャンスを求めてアメリカとかフランスへドドっと流れているのです。まぁ、アルジェリアは資源があるからいいですが。天然ガスに石油に・・・。昨日こちらのニュースを見たのですが将来は砂漠に太陽熱を集めてそのエネルギーを輸出するかもしれないそうです。国に資源があるってうらやましい・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月04日 00時38分00秒
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