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テーマ:世界の中の日本(545)
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旦那タンがニュースを読んで怒りまくっていた。
「このニュース知ってる?!原爆は仕方がなかったって君の国の大臣が言ったらしい!彼は辞任すべきだ!!」(←かなり怒りまくっていた・・・) 「誰がそんなことを言ったの?本当に日本の大臣が言ったの~??」って聞くと、 「防衛大臣らしい・・・・」 「うそ~!?だって、防衛大臣って確か長崎の代議士さんだったような・・・・?」 旦那タンは「それって、もっとあかんやん!辞任、辞任!!!!!」 ぐうたらワイフは一瞬、わけが分からなくなりました。日本のニュースを読むと悔しいかな、やっぱりそうだった。 一言・・・・「恥ずかしい~」 タイムリーにも原爆の番組をこちらの歴史番組でしていました。ずいぶん前に見たものでしたが何度見ても腹立たしい。最後のコメントでアメリカ人が言っていました。 「アメリカに対して原爆を落とさせる方向へ導いた日本の軍が悪い。」 すごい責任転嫁です。っていうか、本当にそう思っているのが恐ろしい・・・。 そして当時、広島で被爆者の手当てをされていたお医者様が言っていました。 「もう、日本には薬もなければ食べ物もなかった。原爆を落とさなくってもあの時点ですでに日本は負けていたのをアメリカは知っていたはず。二つも落としたのはただの人体実験にすぎない。原爆は開発されたものの、実際アメリカは使った事はなかったので日本に落とすことによってどれだけの威力があるのか見てみたかったのが事実だと思います。」って。確かにそうかもしれません。その後アメリカは被爆者の健康状態、被爆二世の健康状態などを軍事研究に活用しているって聞いた事があります。 ここイギリスでも悲しいかな、ほとんどの人は原爆はいけないと分かっていても「でも、あれで最小限の犠牲者で戦争を終える事ができた。」と考えている人達が多いです。広島・長崎の被爆者の人達に対して「最小限の犠牲者」という考えがなんともムカつく話です。今でも忘れられないのが、去年だったかBBCで原爆の特集がありました。その番組の宣伝で、大きなきのこ雲が映像で流れて、それと同時に「勝利の瞬間!」というナレーターの声が聞こえました。その声は二度と放送されることはなかったですが(デリケートな問題なので苦情がはいったのかもです)、あの「勝利の瞬間」というのがこの国の本心なんだな~と実感させられました。 もうちょっとお勉強をして、こちらの人達とそういう話題になった時はきちんと自分の意見を言えるようにしておきたいと思います。旦那タンはいつもぐうたらワイフに「はっきり自分の意見を言いなさい!!!いつも遠まわしなんだから!!!」(←典型的な日本人っていうやつです。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月05日 19時36分00秒
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