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カテゴリ:棋譜(指導碁)
まあ負けるのはそれが今の実力ということだし、嘆いて上達するわけでもない。
少し自分なりに振り返ってみた。 天下五目風の立ち上がりであったが、左下隅で白2とハザマをあけて飛ばれて迷った。 こういう時に白2の方を打つのは白の注文かなと思って黒3にカケてみた。 黒23や25では、左下の黒は生きさえあれば良く、そのかわりに右側を大きくまとめること ができれば良いだろうと思っていたのだが、黒27のカケは多分問題だったと思う。 こうカケても隅に入られる隙があるし、ここはカカリっぱなしになっている白石にコスミつけ るなどした方が良かったのではなかろうか。 実戦で黒Aとカケた時、白はすかさずBと打ってきたのだが、その感じからすると、ここは 黒3などとこちら側を打った方が良かったのかもしれない。 黒1とツケコシていった。 白に手を入れられた後から黒は力んで戦いにいった感があるが、真ん中の白か下辺の白を取 れれば良いと思って打っていた。 白6からの出切りに対しては一応自分なりに時間をかけて読み、そして黒33まで、ほぼ想定 どおりに進んだ。 この時点では下辺の白を取ったつもりでいたので、中央取られても不満は無いと思っていた。 それが白44と下辺を動いてきた時、ここを生きられても、黒51と守って右下隅を地にすれ ば勝てると気が変わってしまった。 なお、黒5ではAと打った方が良かったかもしれない。 また、白42の時にひとつBと打った方が良かったかもしれない。 白△のツケには、黒1から押さえないといけなかったように思う。 白は2と引いてくるのだろうが、黒3とつないで大丈夫だと思う。 黒10はシチョウが良いのでこう抱えたが、手拍子の悪手だったかもしれない。 白33の時でもひとつAと打つのだったか。 黒38は、白39を打たせ、調子で黒40、42と跳ねて白△を取り込むという考えで打った のだが、得していないかもしれない。 白△には黒1と引いた方が良かったかもしれない。 実戦は白に上辺にノビ込まれて地がなくなってしまった。 ただ、黒1には白△を動いてくるだろうから、右上隅の黒が危うくなっていたかもしれない。 並べ返してみて、この場面で白1に対して黒2から4と打ったのは、我ながらあきれた。 黒Aでは黒4と切る一手だったと思う。 実戦では、なぜだか白にAに切られると黒2子を取られると考えてしまった。 ここは勝敗に影響するくらいの損だったように思う。 地合で優勢を意識して打っていたのだが、こういう手を打っていてはさすがに勝てない。 もっとも、地合優勢と考えること自体が問題であり、それがために安易に譲ってしまうことが 相変わらず出てしまったし、優勢を維持できるほどヨセはうまくない。 同じようなことを繰り返してばかりで困ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.28 01:39:51
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