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カテゴリ:棋譜(指導碁)
黒模様と白地の対抗の図。
黒が厚がって上コスミやケイマを打ったせいか、四隅ですべて白に三々に打たれた。 黒としてはこんなに黒っぽいのに白さん入って来れますかと主張しているつもり。 もっとも、5つ石を置いてもどうかというプロ相手だし、どこから来られるかちょっと心配 ではあった。 ただ、左辺の黒の壁の方向が少々気持ち悪かった。 左下隅は押さえる方向が逆だったか。 白が49で右辺に構えた時、ボウシか十の13くらいに打つ気分かなと思ったが、思い直して 右下隅をつないだ。ここを切られると右辺が一気に白地になりそうで、大きいと思った。 でも、上を打った方が主旨一貫していたかもしれない。 こちらから押さえた方が、感じがでていたかも。 黒模様に入ってくるのかなと思っていたら、白1と悠然と飛んでこられた。 白7の時に黒8と打ったのは、右上の黒を守る意味と、白が14とでもつながれば黒13辺り にフタをして左辺が大きいと思ったから。 白がつながらなければ、実戦のように裂いていって、左右を攻めるつもり。 白1ツケとこちらから捌きにきたが、黒6、7とノゾキを連発してしまい、取り掛けモードに 入ってしまった。 以前別のプロの指導碁で、模様に入ってこられたら小さく生きてもらうようにするのが良く、 取り掛けにいくのはよくないと言われたが、まさにそういう展開にしてしまった。 取り掛け気分であったものの、後の着手は良く分からなかった。 黒56となったところで、白の大石は後手1目は3つできて生きられてしまった。 白1は意外だった。右辺に手を回されると思っていた。 ここを黒が切っても、上辺がスソアキだから右辺の方が大きいと思っていた。 ならばと黒2から追求したつもりだったが、結果はそれほどでもなかった。 むしろ白21と切られて損したかもしれない。 しかし、黒は先手となったので、右辺の白の攻めに望みをかけた。 白16の時、黒17から19と中央をまとめることにした。 遮っても白は生きると思ったし、中央に出てこられては厄介だと思ったからだ。 地合は細かいと思っていたので、終わって黒14目半勝っていたのは意外だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.30 22:37:45
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