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カテゴリ:棋譜(指導碁)
パンダネットのキャンペーン、またプロの無料指導碁が当たった。
2日に日付が変わってから、今度は菅野昌志六段に打ってもらうことができた。 手合いは5子。 右上隅で白13に黒14、16と打つと白17のボウシが見え見えであるが、それには黒18 で打ってみようと思った。 黒20と切った石は捨てても、左上の白を遮断して打てると考えた。 2子は取られたが、黒Aに下がりがくれば、黒Bから打つヨセが生じるし、そんなに上辺の白 地は気にしていなかった。 なお、黒28とノビた手は、Cにつないでいた方が固かったかもしれない。 白1から左上を動いてこられた。 ここは攻める一手。仮に生きられても左辺の黒地が固まれば良し、という感じ。 実際に打っている最中は、この白は死んでいるのではないかと思っていた。 だから白37に対しても黒38と打った。 しかし白39がちょっと気づかなかった手。以下、白45で生き形。 ただ、黒としては左辺が固まり、上辺黒42が来て黒Aの手が生じたし、一応満足できる結果 ではなかろうか。 続いて黒46と生きを催促し、白が手を入れたら左下Bに回るつもりだった。 白は生きる前に、白1から5と味付け。 黒としては、予定通り黒16と左下に手を回し、黒22と黒28が打てて、下辺と右辺にも地 が期待できると思っていた。 白1に対して黒2の押しは良くなかったかもしれない。 白3と調子で打たれて右側に差障りが出てきた感じ。 ちょっと黒にとって嫌らしい展開になってきたなと思って打っていた。 白21となって、黒Aと打って戦えれば良いが、右辺の一団が心細いし、ここは黒△の4子は あきらめて黒Bから打つことになるのかなと考えた。 その前に、白に12の十五に打たれて実戦で黒2と打った手では、黒1と打つことも考えた。 白は2と打つだろうから、黒3から5となるのかなと思ったが、はっきり分からなかったの と、下辺を白に打たれる損が大きいと思ってやめた。 実戦に戻って、黒4子を捨てることもアリかなと考えているうちに、黒1に割り込みから絞る 手に気づいた。 自分なりに読んでみて、うまくいきそうに思ったので実行した。 そして実戦は黒1から13となったところで、白投了。 白は13の右に切っても黒を取ることはできない。 136手完、黒中押し勝ち。 プロは分かっていて打ってくれただけかもしれないが、珍しく技が決まった。 年初から幸先よく指導碁に当たっただけでなく、勝つこともできた。 まさにこれこそお年玉をいただいたようなもの。今年はツキがあるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.02 02:30:45
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