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カテゴリ:棋譜(プロ)
図書館から借りてきた「変幻山部俊郎」を細々と並べている。
その中の「特別講座 変幻山部流」とタイトルの付けられた章で、山部九段の実戦譜2局を題 材に、サバキのワザと必殺の手筋について解説がなされている。 並べたのはサバキのワザの一局。 その局面はこちら。山部俊郎九段が白番、黒番は加田克司九段。 白が16と下辺の黒石につけてサバキに出たところで、黒17から19、21と最強の抵抗で 応じられた場面。 サバキの筋のさわりだけ紹介すると、白1、3と二段に打つのが良い手らしい。 直接動いて拙いときは間接的な手法でというのがシノギやサバキの極意とのこと。 この白1、3がまさに間接手法。 「碁はかわって打つべきもの。その精神さえ会得していれば、こういう着想はいくらでも湧 く。」と書かれている。 しかしこの先の変化のヨミがすごい。 実に14ページを割いて解説してくれている。 私は盤に石を並べながら読んでいたのだが、ついていけなくなって、いつの間にかうたた寝し てしまった。上達の道は遠い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.07 22:36:49
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