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カテゴリ:棋譜(プロ)
「名人名局選 秀和」から、天保12年の安井算知戦。
白番は本因坊秀和、安井算知の先。 (序盤) 黒1、3の攻めに対して白4から迫り、黒5に対して白6、8と動き出したのが絶妙らしい。 白4でAのコスミですぐ動き出すのは、黒Bに追われるとのこと。 「絶妙」といわれるほど凄いという印象は受けない。 挟んできた石のさらに外から挟む手は、最近結構見かける気がする。 (中盤) 黒1からの攻めに対して、白2は最強とのこと。 黒5で6に押さえるのは白5に切られて黒が無理らしい。 白は12コスミで黒の眼系をおびやかしつつ、あっさり凌いでしまった。 (終盤) 白1で隅の黒を脅かす。黒は生きたものの7子取られてしまった。 黒2、4の2子が渡るヨセの得を残したとあるが、黒つらいことはつらいのでしょうね。 右辺黒10が最後の勝負手、とのこと。 しかし、それも白11、13のツケギリから19と無事に連絡し、白21で大差とのこと。 白33(通算180手)で算知投了。秀和完勝の一局。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.18 01:17:45
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