あすとろ日記

東洋囲碁（タイゼム）で打った碁。

４段同士の互先で、私が黒番だった。

何気に相手の対局成績をみると、最初の２局目と３局目に負けている他は、全部勝っている

ではないか。既に「昇段確定」と出ていて、あと２勝で２段アップとなっていた。

「昇段確定」なんて初めてみた。正直、こういう相手とはあまり当たりたくないところ。


（問題の場面）

ここまで黒としては割と頑張っていたのではないかと思う。

地合悪からずとみていた。

ここで白さんは暫し長考の後、白１と打ってきた。

中央の治まっていない黒石にねらいを定めた手とみた。

白１に対して黒２から出切っていくのは、黒１０のカカエがシチョウにならないというのが

白さんの読みであったろうと思う。

そこで第一感で浮かんだのが黒４のノゾキから黒６と打つ手。

ただ、ちょっと読みに自信が持てなかった。

そこで、ひょいと浮かんだのが黒４のハネ。

受けてくれれば、出切ってシチョウにかかる。

思いついたときは良い考えだと思って打ってしまったが、すぐに後悔した。

白が利いてくれるわけがない。

後悔先に立たず。やはり白５と手を入れられてしまった。

この後は省略するが、黒中押し負けとなった。

最初に浮かんだ手を打っていたらどうだったか。

多分、白は４から出切ってくるだろう。

黒１９までとなれば黒良し、かな。でも、この進行が正しいかどうかわからない。

最初にもどって、出切りからかける手は無かったか。

黒１２までとなるのだろうか。黒１２では一路上かもしれない。

でも、この後黒うまく行きそうにない気がする。

第一感に従った方が良かったのかな。