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カテゴリ:棋譜(ネット対局)
自分の対局は情けない負け方をしたので、観戦してすごいと思った対局をご紹介。
東洋囲碁の韓国と中国の高段者の対局。 途中からの観戦であったが、まずこの韓国9段の白さんが放った白1にびっくり。 こんなところから動きだすものですか。 黒の2間の間隔が薄い感じもするけれど、私が打ったら全部取られてしまいそうである。 黒2に対して、白3、5とおまじないのような手を放った。 これがまた後から利いてくるのだが、ちょっと白無理っぽいのではないかと思ってみていた。 白9の手あたりでは、白に偏っていた懸賞の配当率が一時逆転したくらいだったから、黒が有 利になったのではと思った観戦者が多かったようだ。 ところが、白19と白が黒の2子と3子を取り込むことになった。これは白不満ないだろう。 黒は10の手が無理だったのか? 取ったのが白△の1子だけでは、割に合わない感じ。 その後、黒1と左辺の白の一団に迫られた時、白さんは逆に白2と右上の黒に攻めかかった。 そして黒11に対する白12が狙いを秘めた手だった。 黒は黒13と白4子を取ったのだが、右上がまだ不安定だからいたしかたなかったか。 白1と右下隅を動きだし、なんと右下の黒の大石を取ってしまった。 黒は下辺の白△を取ったものの、これまたまったく割に合っていない。 最後は左辺黒1からの攻めに対し、白16まできっちりと生き、間もなく黒の投了となった。 ここも私だったらあっさり死んでしまうかもしれないが、さすがに高段者。 当たり前だが、攻めもシノギも私とはレベルが違う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.30 00:47:45
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