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カテゴリ:棋譜(ネット対局)
その2の続き
【第3譜】 前譜最後の着手、大きそうな白△を打たれて、次にどこに打つべきか迷った。 nipparatさんによれば、やはり左辺26のツメが良かったらしい。 ここも確かに考えないではなかったが、現ナマとしてハッキリしている黒1の方を選んだ。 黒23のカミ取りや黒33あるいは黒41の一線のハネツギを打ったのも、ヨセとして大きい 所を打っていこうという気持ちからだった. しかし、nipparatさんからは、勝ちを急いで良くなかったとのご指摘をいただいた。 上の方が決まっていないうちに下を打つのは、白を固めて良くないとのことであった。 私としてはハッキリわからない上を打つより、ハッキリしている手を選んだのだが、確かに良 くなかったかもしれない。 nipparatさんは、白26では先に27をきかしたいところだったらしいが、黒に手を抜かれて 26に回られるといけないので自重されたという。 こういうじっくりと構える我慢が私にはできない。高段者との違いのひとつであると思う。 【第4譜】 黒1は右辺の白模様を意識した手で、黒5、7と踏み込んで荒らせば悪くないと思っていたの だが、これも判断が間違っていたようだ。 nipparatさんは、ここを飛んでも白には響かないのでつまらないという主旨のことを日記に書 いておられた。 右辺をハネつぐ前に、白22の一路右あたりに飛んでいった方が良かったようだ。 白18から、ここにぽっこり白地を作られてしまった。 こんなにいい具合の白地ができるとは想定していなかった。 白38に対し切ってコウにすることも一瞬考えたが、コウ材が続きそうになくやめた。 自分の中では結論はすぐに出ていたはずなのに長考してしまい、時間を無駄にしてしまった。 こういう所で時間を使ったのが、肝心な所でミスをする要因になってしまったと思う。 黒41を打ったからには、43ではとにかく44に打っておくべきだったように思う。 この辺り、大分ヤバくなってきたという気持ちから焦り気味であったことは確か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.28 09:59:25
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