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カテゴリ:モロッコ風インテリア&雑貨編
ゼリージュ・モザイク工芸とは、モロッコタイルより昔12世紀終わり頃にフェズ市で発達した、モザイクタイルを使った室内装飾のことです。家具では主にテラス用のテーブルやサイドテーブルに使われ、モロッコ風テーブルとして商業化されるほどの人気物です。リアドホテルではバスルームのシンク部分にもモザイクをいっぱいに散りばめて、古風なアラビアンスタイルがとてもキュートです。 タドルクアートというのは、100%植物を原料に天然染色した釉加工のことです。自然が生み出した優しい色合いと、エナメルを引いたかのような艶やかな仕上がりが特徴です。モロッコならではの自然に優しい家具たち。 ムーシャラビーとは、本来細かい木彫り細工を組み合わせて作られた、中世宮廷女性の姿隠し用の窓格子のことです。今日ではその見事な手作業の木彫り細工を使って、モロッコサロンの長いす部分やテーブルを始め、さまざまな装飾に使われるようになりました。 前述したアイアン工芸や革皮工芸も含め、このようなモロッコ伝統工芸技術を生かしながら、おしゃれなモロッコアンティーク調の家具が職人の手によって次々と産み出されていくのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月17日 17時03分09秒
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