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あの日から丸2年が経ちました。 テレビでは、あの日の教訓が 真剣に語られています。 もちろん、これはこれで大切なこと なのですが、 ではあの阪神淡路大震災の教訓が どれほど活かされたでしょうか? 伊勢湾台風の経験が、どのように 活かされたでしょうか? 私にはですが、過去の大災害の 教訓が充分に活かされたとは 思えないのです。 でなければ、あれほどの犠牲者が 出るはずがありません。 大惨事の後で出てくる見解は 「想定を超えていた」 です。 当たり前のことですが、想定を 超えていたからこそ対策が 役に立たずに大惨事になります。 そして、自然とは「想定を超える」 ものです。 もちろん、想定内の災害では過去の 教訓が活かされますが、想定外の ことが起こった場合、過去の教訓が 活かされることは期待薄です。 では、どうすれば大惨事を防ぐことが できるのでしょうか? それは、未来の教訓を活かす ことではないでしょうか? 未来に起こりえることを想定し、 その時起こるであろう大惨事を想像し、 それを防ぐ対策を今から立てて おくのです。 いま予想される未来の大災害は 巨大地震と巨大台風が同時に 襲来することです。 地震だ! 外に逃げろ! 高いところに逃げろ! 外は暴風雨だ! 外には出るな! 高いとこに行くと、暴風に 吹き飛ばされるぞ! 大津波に加えて、大高潮も やってくるぞ! 一体どうすればいいんだ! えっ、その上に富士山が爆発したって? うそっ、巨大隕石が落ちてきたって? その結果・・・・・ このようなことは、普通では 想定できることです。 しかし、現在の学問は専門が 分断されていて、災害の同時 発生を想定できていません。 ある災害対策は別の災害では 役に立たないどころか、むしろ 危険なことがあります。 現在は、災害が起こった後に 「災害対策本部」が設置されますが、 これからは事前に「災害防止本部」を 儲けることが必要ではないでしょうか? これにより、それぞれの専門家が 縦横につながり、きめ細かな対応策が 実現するのだと思います。 これが「未来の教訓を活かす」 ということではないでしょうか? それでも、想定外が起こることは 避けられません。 それが、想定外というものだからです。 でも、過去の教訓だけに頼るよりは、 遥かに有効な対策を講じられる と思います。 最高の未来をイメージし、最大の脅威を 消滅させる予防策を講じて安心感の 溢れる社会にすることで、最高の未来が 実現する。 私はそう信じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.11 19:10:51
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