カテゴリ:世界的金融危機
今日は2回目です、個人的にCDSが非常に気になってたからです
簡単に言うと「保証債務を引受けることにより高い金利を継続して受けられる優良な債権」 と先月までは思われていたが実際は「時限爆弾 time bomb」「金融大量破壊兵器financial weapons of mass destruction」と呼んでいる。」 理由は「一旦結ばれたCDS契約は長い期間続く。破綻時以降の支払いは金利部分だけであり、元金を返却するのはずっと後の元の保証した債務の契約終了時でよい。そのためリスクが低いと考えられていたが、逆に言うと引き受けたCDS契約者が破綻した場合支払いはずっと続き、何年か後の元金償還に備えるための資金蓄積が必要である。破綻した理由を問わず保証するのがほとんどであるから、逃れるすべはない。」 そのあり得ないCDS契約者のリーマンが破綻して、AIGも殆ど機能しなくなってるのが現状ですから、これから最悪のケースが起こりつつあると言うことです。 G7でCDSの開示義務が締結された報道はない「つまり何処がどうなって誰が引受けているか全くつかめないからある」からだろう結論から言うと破綻した金融機関が出現して判明してくる分野だからである。 強烈なのが世界のCDS残高が56兆ドルのため日本円で言うと5,460兆円である。そのうちの10%相当分が破綻しても546兆円の金額が紙くずになると言う恐ろしい世界である。 リーマンの確定したCDSの清算残高の焦付きは各金融機関が引受けなければならない、つまり焦げ付いた約37兆円を引受けるのである、AIGの部分は未だに確定すらしていない状況である。 AIGのCDSの清算残高は未だに確定していない、AIGは米国に救済されているが救済するにはCDS清算残高を確定させる必要があると思います。当然損失を引受けるので銀行や投資家は破綻する可能性が高くなる、引受けた銀行や投資家がCDS契約者であった場合は繰り返しが起こり、破綻連鎖が起こったらどうしようも無い、CDSがあるため企業間ではシンジケートローンが横行した、そのシンジケートローンを一番利用してるのは「米国の不動産と日本の新興企業・新興不動産企業」である。現在マザーズ・ヘラクレス・REIT指数がどうしようも無い状況であるが上場銘柄の2/3は消滅するのでは?と個人的に見てます、憶測であればいいんですが 個人的に、株安でチャンスと考え投資に走りたい人もいると思いますが「大きな間違いですね」金融工学用語が市場に飛んで、次から次へと専門的知識が個人投資家のレベルまで要求されているのが実状ですからね。 決算書を読めずに、金融商品の知識が乏しい人一般個人が株を購入した場合「金融工学や金融専門用語・世界情勢を調べている」したたかな投資家の「財布にされてしまうと思います」デイトレーダーは殆ど絶滅寸前でバーチャルで豪語しているのが現在の状況でしょう?ネット証券会社は新興市場の壊滅状態で顧客を失い・信用取引の追い証の回収で奔走しているのが現状だと思います。 現に推定できない出来事がまだ引火する可能性も高いですからね。今回の株安は「グローバル経済になり初めての出来事です」つまり今までは先進国の損失だけの問題が新興国・資源大国まで飛び火して大変な状況ですからね、個人的にお勧めはしませんけどね。 ※地獄の街道に突っ走ったね♪「リーマンショック」の日に分投げをして本当に成功でした(参照「 現金化へ」)、その後のぶん投げした銘柄の本日現在(10月10日付)の株価は利益確定した日より1/5の株価まで低くなってます。もし保有していたなら資金はマイナス300万近く減った状況でした、間違いなく退場で紙一重の判断で救われた感じです(笑い) ゆとりがあるからBLOGも書けてる状況です♪リーマンは要注意と見てましたから(参照「正に・・・・・ウルトラ級の詐欺事件に発展か?」)破綻したらヤバイと見てました、おかしい兆候は必ず有るというもんですね~やはり情報収集が個人を救うという感じでしたね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.12 12:53:10
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