カテゴリ:投資信託
急騰は嬉しいのですが・・・・・ 今回のバットバンクの運用方法の発表は、去年のベアースターンズ救済の局面(2008年3月中旬から2009年5月中旬)に非常に似ているため、ハシゴを外してくる可能性は異様に高く油断は禁物である。 金先物が下落してくれば、SPDR【1326】に移り様子を伺う予定ですが金は依然として900$以上の水準を維持していて高い状況にある、GSCSI【1327】も狙いたいですが、主要構成の原油も2月は35$でしたが現在50$を超え高い水準にある、急騰しているときは油断できないため監視は必要と見ています。 株式が駄目なときは上場ETF(【1327】からスタート)へ資金移動したパターンで今年は非常に良好な状況のため、今は底値で入った株式が急騰しているターンに偶然に乗ってきているに過ぎないため「欲張らずに頃合いを見て上場ETFへ帰還する」その基本を守りたいと思います、財政出動が起これば保有している物を交換して財政に充当すると考えれば商品先物系は下落が起こる可能性が有ると見て、慎重に取り組んだ方が良いと思うからです。 上記3番目のトピックスは非常に興味深い副題は「経済波乱の霧が晴れた後、中国の存在はますます大きなものになる」技術経営の学者がコメントした文章であるが、一番まともに思えるのは自分だけだろうか?技術立国の日本と据えたときに「リーマンショック」のダメージは日本が一番受けることを指摘している 「資源価格の大半でこれだけマッターホルン型急落が起きてしまうと、それへの対応はものづくり国家にはじつにむずかしい。国の中のあらゆる産業が、ものづくりのためにさまざまな資源を使っているから、すべて大きな影響を受ける。日本は円高による短期的被害者でもあった。それゆえ、今回の景気後退が心理的にも、需要面でも、価格調整の面でも、厳しいものになってしまった。」 株式市場は文系の学者主導で語られてしまうが(経済学者等)この記事の方が現実的で非常に興味深い、技術経営学者の考えは「リーマンショックで一番ダメージを受けるのは日本であり、資源価格の乱高下と急激な円高で製造業を始め消費者も混乱しやすい土壌にあるためである」と簡潔にわかりやすくまとめている、確かに頷ける「インフレヘッジ」を歓迎している文章も伺える「今回の経済危機の三重苦のうち、円高と資源バブルの崩壊は長期的には日本のメリットになりうることである。」その通りである。 2月末から始まった「米国の自国通貨回帰」「金先物高騰」そして現在の「原油高騰」の結果が現在の日経の株式市場を物語っている。流石としかいいようがない、このような視点で語れる学者が「テレビ」に出演しないのも不思議である。 自分が現在の金融危機下で金融資産が最高益を続伸いているのは「インフレヘッジ」で市場を見ていた点が大きいと思う、大半のマスコミは「デフレスパイラル」といったが、これは当てはまらない結果3月は「株高」「資源高」「基軸通貨高」のインフレヘッジの3要素が見事に重なっている状況である。 ※市場は少数派を支持すると思います、株はハイリスクハイリ-ターンですからね、基本の上場ETFを見てシフトをする時期を見極めても悪くないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.25 00:35:05
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