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9/28(土)メンテナ… 楽天ブログスタッフさん

2009.12.12
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カテゴリ:資産運用雑感
 師走になると「金男」が勝手に日本市場を予測する季節です、2008年末の予測では「東京オリンピックのサプライズ」が起こるとか「相変わらず怪しい世界の証券会社という存在感を存分にアピールした」が「原油価格が1バレル第一四半期(2009年4月から6月)に65ドルを超える」という予測は「大当たり」で意外に侮れないのが「金男レポート」である。
 イラクでは油田入札が凄い勢いでなされている「日本では石油資源開発・新日本石油等が名乗りを上げ日の丸油田の落札に努力している」という感じである。


10年日本株、前半はベアマーケットラリー期待=ゴールドマン

イラクの大規模油田開発権入札、シェルとペトロナス連合が落札

イラク南部 「日の丸油田」獲得めざす 石油資源開発、共同入札へ (1/2ページ)

 原油価格が70$近辺の場合「油田が発見される可能性が非常に高い」石油については未だに「謎」が多いが「石油掘削コストに上乗せできる原油価格であれば採算性が取れ油田に変わる(石油掘削のコストと取引価格で可採量が決まるので)」という可能性も有るらしい(詳細は不明)
 90年代のWTI=20$時代の場合は「油田は存在はしていたが発見はされない」という面白い現象が多々あったという事実もある。
 00年代に自分たちは「幼稚園や小学生低学年の時に石油は30年で枯渇する(1970年代に発表された可採年数は30年のためだと思う、その時は2005年には石油が枯渇し消滅すると言われていた)」というポスターも貼られていたのが記憶にあるが「既に30年以上経過しているが未だに枯渇はしていない所か活況している」というのも面白い
 結局は「原油価格が高騰すればするほど油田が発見される」という不思議な状態が現在の「化石燃料の定義」と考えても悪くなさそうである(電気自動車や化石燃料を利用しない技術で原油は利用されないと言っている経済学者も居るが個人的には新興国の人口の消費が始まれば原油は余計にニーズが高まると思われる、理由はリサイクル技術は製品を製造するコストの2倍から4倍近く費用が発生し市場流通性も弱く品質も悪いためで原油を使えば安くて市場流通性が高い石油化学製品が製造できるためである)
 深海への掘削技術が確立されれば「掘削コストは跳ね上がるが原油価格も高騰化する、そうすると可採量は増加し原油埋蔵量は100年を超え300年位になる可能性も否定できない」と思われる
 そう言う意味では「資源エネルギーセクター」の仕組みを学ぶのも悪くないと思われる「上流事業」とは主に「油田等の発見・開発・掘削」を実施する事業で日本では「国際帝石・石油資源開発」が有名でこの2社は元々は半官半民の国策会社であった。
 「下流事業」とは主に「石油元売り」と呼ばれ「新日本石油・新日鉱HD(左記2社は2010年4月に合併、上流事業も手がけている)出光興産・コスモ石油・昭和シェル・東燃ゼネラルが石油元売り6社(新日本・新日鉱・出光は民族系・東燃・昭和シェル・コスモは外資系)と呼ばれ、AOCHDを入れると7社となる(AOCは旧アラビア石油と富士石油の持株会社で上流と下流を手がける)」と言える。
 商社も属性で言えば「上流事業」に近いと言える「商社の仕事は卸売りがメインだが海外へ展開し技術・販売ルートをコンサルティングし販売権利・所有権(主に共有が多い)を取得し世界へ展開する」という点が異なると思う、実際は現地国の企業が実施している点である(但し、概ね出資し合弁企業を設立し利益を上げる方法が商社のやり方と思える。)
 逆にメジャーというのは商社+上流+下流(石油元売り)事業専門会社を包括する企業と言える、日本にはメジャーは存在しない。
 何故なら、日本はメジャーの算入を阻むために明治時代に商社を設立し展開した歴史がある(独占禁止法に抵触する可能性も強い)が日本が江戸時代から明治へ開国した際に列強に並ぶために商社(三菱・三井・住友・伊藤忠・鈴木商店)を編成した歴史が大きいからです「石油メージャーはエクソンモービル・ロイヤルダッチ・シェル・BP・シェブロン・トタル・コノコ」の6大がスーパーメジャーとして有名である
 日本以外の世界では「メジャー方式の経営」を組んでいるところが多い、新興国ではガスブロム(ロシア)・ペドロチャイナ(中国)は新セブンシスターと呼ばれ自国内の資源エネルギーを一手に引受け中央アジア・東欧圏に供給している企業の躍進も目立つ
 そういう意味で言うと「新興国の台頭は資源エネルギーの定義を変化させる力をもつ」と言わざるを得ない。
 石油以外の鉱物の資源メジャーも今後は研究したいと思いますが、資源鉱物で見ると日本は商社と唯一際だっているのが「住友金属鉱山」と思う
 歴史は安土・桃山時代に遡る「住友グループの源流」であり興味深い(株価が1000株単位なのが個人的に気にくわないので買わないだけですが本当は欲しい)
 蘇我理右衛門(住友金属鉱山開祖)という「南蛮吹き」を開発した究極の「日本を代表する職人で精錬師」が立ち上げた会社で盟友の「住友政友(住友商事開祖)」は販売を担当し「住友財閥」の礎となった企業でもある


※2010年は商社・資源エネルギー中心に行きたいですが非鉄も視野に入れたいと思います。
 資源エネルギーをたどると「歴史」なんですねぇー商社でたどれば「明治維新」資源エネギーでたどれば「戦国時代」を懐が深いセクターとも言えますね





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最終更新日  2009.12.12 17:47:23
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