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9/28(土)メンテナ… 楽天ブログスタッフさん

2010.02.23
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カテゴリ:資産運用雑感
 昨日のマッコーリーのレーティングを始め保有銘柄のレーティング評価の特徴は「全て思惑でレーティングされている」という特徴が有ることに気がついた、何故そうなのか?「ブランド企業とサプライヤー受注企業の差」と思われる。
 今までは任天堂・中外製薬・商社と自社ブランドで販売できる企業株を保有していた、それらの特徴は「自分たちのサイドで新商品や新規開拓先を発表できる」という強みがある、つまり情報をいつでも発信出来ると言う強みがある


米アップルの「秘密主義」、サプライヤーは情報漏れが命取り

アップル<2788.T>:連結、09年12月当期赤字幅拡大37.15億円、10年12月予想6300万円の赤字

自動車8社の1月世界生産、前年減産の反動で7社が大幅増

 しかし日本写真印刷・kimotoの様な会社は「自社ブランド品を持たずサプライヤー受注企業として存在するためクライアント(ブランドメーカー)に先駆けて発表が出来ない」という弱みがある(半導体製造メーカー・印刷・化学メーカーもその傾向が強い)
 企業は競争のため「特許と不正競争防止」という二つの矛盾したマーケットを持つ「特許は当然に公開が原則であるが、不正競争防止は守秘主義が原則である」
 タッチパネル等の製品は「一番根幹の部分でありサプライヤーがクライアントより先んじて公表したときは二度と受注が取れなくなるどころか天文学的な損害賠償も想定されるため、会社の経営を左右してしまう可能性が高い」という難点がある、IRは滅多に出せないのと逆に技術的な物も特許取得は公開できるが守秘主義の技術は公開は出来ない事が挙げられる、主要取引先の公開のみは製品が販売されている面のみ許される。(任天堂・Apple・Nokia等企業名のみ)
 ここで理解できるのは「情報が殆ど取れないため株価は四半期ごとの大転換で動いている銘柄がやたらと多い事に気がつく、日本では新製品が発売されるのは4月・10月が多く、米国・西欧では1月・7月が多い」つまりその1月前に大抵決算発表があり、リーディングカンパニーが頭打ちと言えば市場は頭打ちでしか動かない、例え次世代の技術を水面下で開発していても、新しい受注先が取れても「クライアント企業が新製品を発売しない限り詳細の公表できない」という辛い点がある。
 逆に新製品が発売される翌月は「新製品という物が出現して公開されているためリーディングカンパニー・クライアントも公表に走り強気に出でることが可能でアナリストも追従する」という感じである。
 日本写真印刷で言えば10月末の「windows7」の発表により「クライアント企業も強気に発表し潜在性をアピールし株価は急騰した、12月はタッチパネルの潜在性が世界で報じられた」しかし一転して「1月の決算で日本写真印刷側で価格競争が激化して利益獲得に奔走している、頭打ちの可能性も有る」と決算で報じられれば「株価は急落し守秘主義という中での疑心暗鬼の思惑で動いてしまい期間が四半期継続する」という点である。
 大企業で黒字企業であるが思惑で動いてしまう、非常に怖い銘柄と言う事です、思惑で株価が動くのは新興で経験済だが新興とは違う世界最先端技術という裾野の広い思惑であるため強烈である。経営陣は10年前の大日本・凸版の次の日本3位の印刷会社の感覚で居るのが残念である。
 世界1位の技術を持つという自覚が必要と思われる、その点はソニー・トヨタ・ホンダ・日産・任天堂等はインタビューが上手い、業績が駄目でも必ず次の決算で上手くほのめかす経営センスがある、その点は学んでも良いと思われる、昔の美術印刷会社が主力の企業とは誰も思ってないためである、経営陣の自覚が薄いのは少し悲しい、任天堂の岩田社長のようにAppleに浸食されても「当社は絶対大丈夫ですから」という位の強い自信を持って欲しい、転泊事業という稼ぎ頭と電子事業の稼ぎ頭を育て上げた経営転換も上手く出来ておりその点をアピールすることは問題がないはずである。(この不況でその転換を果たしている企業は日本では殆ど無いと思う、中外製薬が2000年に一般医薬品を取りやめ、抗がん剤・感染分野に入り込んだ快挙に近い経営手腕の評価と言える、しかし中外は10年の歳月が掛かったが日本写真印刷は5年で果たしている)
 日本写真印刷の場合は「転泊事業」が一番の稼ぎ頭であるがこの分野は「守秘主義」を貫かないとならない、製品名・主要構成部品の表示部品・ロゴ等を金属・プラスティック・ガラスに印刷して販売するのでクライアントに先んじて公表した場合は「クライアント企業の戦略すらばれてしまう」という命取りの状態になるため新製品が出現しないと企業の先進性がわからないという複雑さがある。
 サプライヤー銘柄のるつぼと言えば「台湾」である、つまり台湾と連動していくのは「サプライヤー」という宿命がそうさせている可能性がある。


※サプライヤーは守秘主義が原則のため、サプライ部品銘柄は動きが四半期ごとで極端に動きやすいのが理解できた感じはあります、それは宿命という感じと思われる、冷静に判断すれば何でもない出来事である、アナリスト泣かせの企業という判断も出来る





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最終更新日  2010.02.23 18:45:31
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