カテゴリ:世界的金融危機
温首相を熱くさせた男はアメリカの例の二人を除いていただろうか?自分は今回の政府のやり方に「最大の評価」をしてあげたい、マスコミは叩いているが「今回の迅速な決断は米国を完全に味方に付け、台湾・インド・ベトナム・フィリピン・ブルネイ」も日本は一瞬にして味方に付けたことになる。
中国は尖閣諸島以外にもっと大きな関心事に足を踏み入れている「南沙諸島問題」である。 「南沙諸島」についての詳細は記載を省略しますが、この問題は尖閣諸島より大きな問題が有る南沙も中国が急に足を踏み入れて問題となっているが「領有権が東南アジア諸国と争いが絶えない」という事である 対立しているのは「米国を追っ払い、人民解放軍を叩きのめしたベトナム」という凄い国と競っている「ベトナム」は中国が大嫌いな国で「日本を支持している数少ない盟友である」 日本はこれもマスコミはあまり報道しないが「インドとの外交関係を急速に強化している」インドも中国とは犬猿の仲であり、今回の問題に関してインドは日本との関係を早い段階で築く準備があると思える「FTA」が交わされる可能性が高い 新興国で2010年に驚異的な回復を見せているのはインドがダントツである、インド指数のBSE SENSEXは既に2008年1月レベルの指数まで上昇している。 そして今回の尖閣諸島の問題で「米国は日本の対応を評価している」と共に「人民元の引上げ交渉において中国を攻略する、為替介入は不問にし協調介入はしないが黙認はする」という事を日本は勝ち取りつつある、最大のネタとして米国は筆頭に立って中国を非難する準備が出来た感じである。 つまり「尖閣諸島問題にこじつけたレアアースの対日輸出停止措置」について「最大の顧客の日本をも無視する強硬政策で東南アジア諸国に対し、南沙問題に関しても中国は脅しをするから警戒しろ」と米国は誘導する可能性がある インドに対しては「対中国戦略としてインド優遇政策」というものを米国は見せつけに入ると思われる、中国は為替操作国だから相手はするなとアピールに出ると思われる。 中国以外の資源国は日本の商社にアピールをしまくり強気のセールスをしてくると思うが「そのセールスは日本国と利害が合致すれば共に有利に働く」という雰囲気がある 日本が豪州と経済的に親密になったのは21世紀であり「個人的に中国とも仲が良いが日本に対しては最も仲が良い」という関係と思われる「豪州の食料品を評価したのは日本人が初めてであり、資源鉱物・食料という重要なポジションを連携している」と言える。 今回の中国は「焦りが見えた」と言える、経済的に強くなったから圧力をかけたという見方が大半だが自分の見解は異なる 「中国は自らの既得権益を守りたいために日本を糾弾した、日本を糾弾しても他の諸国は中華人民共和国になびくはずという奢りからだと思われる、中国経済は絶対でありこれからも牽引できる」という揺るぎない自信からだろうが、それは大きな勘違いであった という結果が来年辺りに出現する可能性がある、内地整備は報道すらされないのが中国であり中国の技術力では内地整備は不可能に近いからである、資源鉱物もチベット自治区・ウィグル自治区からの産出が比重を占め、本来の中華本土では石炭・鉄鉱石というベースメタルである、彼らはその立場を忘れているとすら思える。 もしロシアが北方領土問題を日本が大人しく凍結してくれれば天然ガス・プラチナに関しては多大なる協力をする可能性が高い、南米諸国はリチウムを売り込みに来る可能性が高い、カナダは今まで以上に日本にレアアースを売り込みに来るだろう カナダもレアアース大国であり中国には引けを取らない量を保有する国である そして中国の最大の弱点が露呈したのが「レアアースを持っているが製錬技術は日本には到底追いつかない」と言う点である、精錬できなければただの有害な鉱物資源な訳でこの問題は中国はかなりの深手を負うと自分は見ている 中国包囲網が完成した感じに自分は見て良いと思う「きっかけは日本」だとしたら外向的に快挙と言えるのでは無いだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.25 11:04:30
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