釣りに必要なモノといえば？

そうだね・・・





音楽だねっ。





何も言わないで！

わかってます・・・無理矢理なのはわかってますから・・・。





僕は釣りに行く時には、必ず車の中で音楽を聴きます。

「今から釣りができる」という逸る気持ちを落ち着かせるため。

そしてまた、まだ見ぬ大物に想いを馳せながら・・・。





話は変わりますが・・・

先日テレビで80～90年代の音楽特集をやっており

聞き覚えのあるものが何曲か流れてました。

僕はその当時といえば、小学校～高校時代の青春真っ盛り。



しかし・・・



当時の僕は音楽に疎く、あの尾崎豊が衝撃的な最期を迎えたときも

「た、大変やぁあっ！尾崎が・・・うぅ・・・尾崎が・・・」

と熱狂的ファンである友達が悲しんでいるときに

「えぇっ！うそっ！マジかよっ！なんで・・・」

と一緒になって大騒ぎしたものの










（尾崎って・・・誰？）



とか思ってましたし。



（もしかして・・・ジャンボ？）



とか思ってましたし。



その後、正直に知らない旨を伝えたところ・・・

その友達は呆れ顔になりながらもＣＤを借してくれました。

ただ・・・

返す時に「いい曲多いね～」なんて言っちゃったもんですから

もう大変。



「なぁ、どれが一番良かった？」

「なぁなぁ、どんな風に良かった？」



とＡＶ男優のように聞かれ・・・



「あ、ライブビデオもあるよ」

「こっちのＣＤもいいからぜひ聞いて！」



と次から次へとアイテムを出してくる。

そしてまた感想を聞かれ・・・の繰り返し。



僕は何度もＣＤを貸してくれる友達に・・・

「ん、ありがと、でももういいよ～・・・十分やから」

と、逆らい続け、あがき続けた、はやく自由になりたかったんです。



この友達は自他共に認める音楽好きで、

他にも色んなアーティストを教えてもらいました。

もちろん

ＣＤ借りる→ＣＤ聴く→ＣＤ返す→感想を述べる（必須）→次のＣＤ借りる

の形式で。



今となっては全然連絡をとってませんが・・・

当時の音楽を聴いたりすると思い出すんです。

今頃どうしてるんだろう、アイツ。

思い出はそっと胸にしまい・・・










この友達もそっとしておこうと思います。





ちなみに今でも音楽に疎い僕。

以前「ポルノグラフィティ」の文字にドキドキしたのは内緒。