蘇る風子?
数日死んでしまったノラの仔猫のことで少し気が滅入っていたが、昨日ベランダをウロウロする生命体があるので何やらんと思えば、何とノラの風子である。お前さん、生きていたのかね。「♪死んだはずだよ~、ふう子さん~♪」と思わず口ずさむところであった。嬉しくなって、魚肉ソーセージを一本余分にやってしまった。 先日路傍で見た骸はどこのネコだったのだろう。この近辺のノラは風子と〇子さんくらいしか見たことはないのだが。もしかしたら、不憫に思った閻魔さんが帰して下すったのかもしれないと思うことにした。 ろくでもない人生を送ってきた身の上ながら、近頃は生けるものが全て愛おしく思えてきたのは、俺っちも随分焼きが回ってきたということだろうぜ。