鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

「満洲の記憶」研究会

一橋大学大学院社会学研究科博士課程の教師及び学生有志による上記研究会が最近発足した。

私は偶然この研究会のブログに飛び込んでその存在を知りコンタクトをとった。

我々満洲に関わる者が年月の経過とともに良くも悪くもその存在を後世に語り継ぐ機会が減って来ている事に危惧している。

其処へこの様な研究会が新たに生まれたことは誠に喜ばしいことと思う。

今日そのＫリーダーから私宛に長文のメールが届きいろいろと質問を受けた。

私が知っている限りをお応えし不確かな点は安東会等に確認してお応えする旨返信したところである。

昭和の初期より先の大戦に日本が敗戦するまで日本軍国主義は中国をはじめとするアジア諸国に数々の苦痛を及ぼした。

無論各地に鉄道を敷いたり治水等を実施し地元民に喜ばれた点もあったがたがその多くは自らの為であった。

我々はその悪しき点をはっきり自覚し史実として明確に検証し歴史に留めおく必要があろう。

この意味でもこの研究会に期待するところ大である。