鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

　総会の一景

安東会

安東会とは中国東北の丹東にゆかりのある人たちの親睦会である。

丹東は戦後数年までは安東と云う街だったが北朝鮮にも安東と云う街があり戦後北朝鮮から改名してほしいと云う希望があり毛沢東が聞き入れて丹東に改名したと聞いている。

1年に1回の総会だがいまだに60数名の参加がある。最盛期には100名を越していたそうだが会の性格上新会員は2世、時に3世が僅か入会するだけなので戦後70年ともなると高齢化のため参加者が減るのはやむを得ない。

私はここ数年来ずっと参加しているが年ごとに安東に関わる新しい知識が得られるのを楽しみにしていると同時に主催者の意向もあって余興にハーモニカを吹いている。

3年前までは毎年会の催行で安東及び周辺への観光旅行をしてきたが熱心だった会長が病に倒れれたことと会員自体の高齢化で旅行が無くなっている。

然し1部には私同様また安東に行きたいと云う意向の人も居て今回何とか来年は旅行を実施したいと云うことになり私が中心に計画することにした。

この後丹東から来日している旧知の中国人に聞いたところによると今年8，10月に瀋陽～丹東と大連～丹東間に相次いで新幹線が開通したとのことなので随分と旅程が組み易くなった。

安東には満州になる以前より日本人の僧侶が錦江山に造園した桜の名所があるので行くからにはその頃行けるよう人集めをやってみたい。

団体旅行が出来る人数になったら旅行社に頼むがそれ以下の少人数だったら個人旅行も考えてみようと思っている。

 ハーモニカを吹く私 何時もは唐装（チャイナドレス）だが今回はスーツです