鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

中国人一家と中国東北旅行（２０１６．２．５～１０)

岡大を卒業して以来在岡し台湾人と結婚して長春から母親を呼んで台湾料理店「台北１０２」を営んでる一家が春節に帰郷するのに誘われたので遠慮なくついて行て来た。

長春で３泊して我が故居、戦後多数の日本人とチャーズ事件による中国人たちの遺体が遺棄された長春公園を訪れて気持ちだけだが回向をしてから今まで行ったことのなかった市街の繁華街等を訪れた。

その傍ら昼食や夕食を既知の中国人たちや在住の日本人と共にした。

なお戦後多くの日本人孤児たちを育ててくれた中国人養父母たちの恩に感謝して最終の住まいとして私費を投じて公寓の「中日友好楼」を立てて長春市に寄贈した笠貫先生の未亡人からこの感謝状や記念の品々を長春市に返納したいと言う意向を聞いて長春市外事弁公室に伝えるべく訪問した。

過去何度か計画されていたがなかなか実現しなかった「道台博物館」（長春市歴史博物館）の建立の話は今回お会いした薄副主任から今度こそ実現出来そうだと聞いた。

計画では博物館の一角に「中日友好楼コーナー」を設けて関連品を展示するもようらしい。

送料は外事弁公室で負担するので是非送ってほしいと頼まれた。

早速保管している長春会の会長に電話をしておいた。

２１日長春会の新年会で会うので話の模様を伝えたい。

旅の後半はハルピンの氷祭り見物と在ハルピンの元岡大留学生の王先生との再会だった。

零下３０度も覚悟していたが幸いなことに２，３日前から暖かくなっていて８．９日も零下１０度はなかったようで中央大街散策は無論夜の太陽島の氷祭りの見物もさほどの寒さは感じなかった。

帰国は希望の航空券が取れず長春発が朝７時過ぎだったので早朝５時に謝家を出発して空国に向かった。

定時出発したが上海で乗り継ぎ５時間待ちには参った。

上海の既知たちは日中人ともに帰省等で誰も私に付き合ってもらえる人はいなかったが浦東空港で岡山で知り合っている江西省の女性と偶然会ったので少しは退屈をまぬがっれた。

しかし今回だけは、寒さは左程でななかったもののやはり８０歳の年ゆえか疲労が激しく空港での５時間待ちはきつかった。

上海の朋友が一人でもいて上海でうろうろしていいたらモットきつかっただろうから反ってよかったのかも。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　長春市外事弁公室にて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　日中人の既知たちと

　　　　　　　　　　　　　　　ハルピンの王先生と　　　　　氷祭り　氷の滑り台を滑っている謝玲玲夫婦