鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

初日（４．２０）

今回は岡山洛陽両市友好３５周年のため岡山市長一行１０名と我々岡山市日中友好協会の会員中心に２８名総勢３８名の大訪問団の出発日である。早朝６：３０末永さんの車に乗って空港へ。出発が約１時間遅れて上海浦東空港へ向かった。延着したため予定の上海浦西の環球金融中心１００階からの展望を止めて浦東での昼食後上海紅橋空港より鄭州に向ったがこの便も１時間半遅れたため洛陽へは日が変わって０時過ぎになったにも拘らず鄭州空港まで洛陽の関係者数名が迎えに来てくれていた。　最近中国の飛行機の発着はよく遅れる　洛陽のホテルは定宿の友誼賓館である。

２日目

この日の日中の気温は２９度と暑かった。朝食後洛陽博物館参観。昼食後三国志の英雄関羽の首塚「関林」に向かった。林とは偉人の墓を意味し他に山東省の曲阜に孔林があるが私は行ったことがある。午後３時市内へ戻って隋唐博物館で行われた「日中民族音楽演奏会」を聴いた。実は我々一向に３人の雅楽演奏家と１人の琴の演奏家が参加していて中台の民族楽器演奏家の演奏との交換演奏会だった。私は２人の中国人の演奏家を見知っており再会が出来た。この後は洛陽市長主催の「歓迎晩餐会」だった。両市長と岡山市日中友好協会の会長の挨拶の後は日中両国人が大きな円卓に着き洛陽地酒の杜康酒と様々なご馳走で談笑した。各円卓には日本語の通訳が居て会話に不自由はなかった。宴たけなわに達したころ私ともう一人私のハーモニカ仲間が数曲を演奏した。私が恒例の中国でもよく知られている「北国之春」を吹いた時は岡山市長夫妻が出席者一同の声に押されて舞台に上がり出席者全員の合唱になった。私は過去何度も口琴（ハーモニカ）を吹いたが今回が１番盛り上がった。

　　　　　　　　　　　　　　　岡山市長と演奏会で琴を演奏したＭちゃん