鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

岡山市日中友好協会上海・洛陽友好訪問と江南2人旅

3日目（４．２０）今日の午前中は恒例の小浪底鎮の黄河ダム沿岸の植林に行った。然し年々バスを下車してから現場までが遠くなり遂に今年は私は途中でリタイア―した。1時間以上は待つものと思ったが予想以上の短時間で皆さん帰って来た。聞くと現場は狭くて足元も悪いので無理をせず早めに切り上げた由。お陰で私は待つ時間が短くて助かった。昼食は例年の通り小浪底鎮の迎賓館で田舎料理を頂いた。最近中国でも食事の席での喫煙はなくなっているがここは田舎のせいか食卓には従来通りタバコが置いてあったので1箱頂いた。

食後は近くの北魏孝文帝陵を参拝後魏家坡古村落を見学した。明清代の官僚の家屋が多く残っていたがほぼ造りが同じ北京当たりの四合院と似ている故鎮である。四合院とは現在でも北京などで残っている周囲が一族の住まいで中庭のある形式である。しかし此処の民家の庭は狭く僅かな空間があるだけだった。

この後一旦ホテルへ戻り服装を少し改めて夜の洛陽市政府招待の歓迎晩会に臨んだ。私は例年のように唐装で臨んだ。洛陽張世敏、岡山佐々木正士郎両副市長及び片山浩子協会会長の友好の挨拶の後私と小河原さんはハーモニカと尺八演奏を披露した。佐々木福市長との会話の際「昨年は私がハーモニカで「北国の春」を吹き大森市長夫妻が唱和した」と云うと彼は「市長からあなたのことは聞いています。然し私は市長の歌を聞いたことが無いが・・・」と驚いたので「いや　歌ったのは奥様で市長は手を叩いていただけでした」と云うとさもあらんと云う顔をされていた。

なお今年は例年会っていた元岡大留学生で洛陽外国語学院の日本語老師をしている閻佳とは連絡が付かなかったので会わ無かった。

 　　　　　　　　　　　　　小浪底黄河水庫＝ダム河畔の中日友好林（赤い横幕）の植樹

　 　　　魏家坡古村落　四合院の造りに似ている

　　　　　　　　　　　　　　　魏朝　孝文帝廟