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23.2009.8. 個人旅行
この旅行は私の中国語老師であるZ.Lが河北省の石家庄の生家へ帰省するのに一緒に行こうと誘われて思い立った旅行であり石家庄~北京~天津の列車と北京、天津、大連ホテル以外は予約なしの出たとこ勝負の旅行であった。
初日 早速北京駅で石家庄行きの快速列車に乗り遅れ次便の西蔵行き列車は座席券が1枚しかなく私に籍を譲った彼女は無座だった。無座とは席の無い立ち席である。 石家庄の生家に着いたのは真夜中になった。
2日目 彼女の母親が予約していた車で市内の平定のお寺を2つ参観し趙雲子龍の古里を訪れた。彼女の母親は熱心な仏教徒だった。 石家庄市平定の臨済寺にて 石家庄市平定 趙雲子龍古里 3日目 朝北京へ向かいホテルにチェックイン後北京一の繁華街王府井を散策して小吃街で刀削麵の昼食。近くの天安門に行った頃から雨が降り出しやがて大雨になったので地下鉄とタクシーを乗り継ぎ不二の北京事務所へ向かった。此処のトップは私が在籍時一時同じ職場だったK君だったので大歓迎され北京ダックをご馳走になった。 王府井を散策中のZ親子 王府井 小吃街 4日目 手配してくれていた高鐵で天津に向かい不二の天津l工場のH君=在職時代のP/Lのメンバー、の出迎えを受けて日本食の昼食をご馳走になってから工場を訪れ不二の中国総支配人のY乗常務に挨拶した。最新設備のペプチド工場が綺麗だったのに驚いた。ペプチドとは大豆たんぱくを酵素分解した易消化態にしたもので私の最後の担当だった。この後工場の通訳の案内で塘沽古文化街と海河外灘公園を観光した。夕飯は天津名物の狗不理=蒸した包子、をご馳走になった。 不二北京事務所のスタッフと 北京ダックは皮が旨い 5日目 朝長距離バスで秦興島へ向かいZ.Lの出身大学のある燕山大学の賓館に行ったら外国人の宿泊が不可と云うので彼女は民宿を探したが初めの2つは気に入らず3つ目に決めて秦興島駅に戻って明後日の大連行の列車を買おうとしたが長蛇の列で買えそうにないので諦めて寝台バスを求めたが明日しか無かった。燕山大学構内を散策してこの日は終了。なお彼女の母親は早朝石家庄へ帰った。 天津工場のスタッフとY中国総支配人 狗不理は評判程ではなかった 6日目 秦興島1日観光。お目当ては従来長城最東端とされていた山海関長城=現在は我が生地丹東の虎山長城が東端と認定されている。私は高速ボートで海から山海関長城を眺めたかったが心臓病持ちの老人は断られたので止む無く彼女だけ載せてやった。夜行バスの出発の時間が気になったので早めに民宿に戻り軽く夕食を摂って駅に向かったが出発時間前なのにバスは既に出発していたが切符をみせると車でバスをおっかけて呉れたので乗車できた。ところがバスは自由席だったので狭い所しか相手無く寝心地が悪く大連まで私はほとんど眠れなかった。もう寝台バスはこりごりだ。 海中に突き出している山海関長城 燕山大学キャンバス 正面は主楼 7日目 予約していたホテルは早すぎてチェックインは暫くまたされた。彼女は此処から石家庄に戻るので北京行きの航空券を私が代金を負担してあげた。彼女が去った後私は一人で大連駅付近をうろつき時間をつぶした。 8日目 早朝昨日Z.L.が用意してくれていたパンと牛乳を食べて空港に向かいこの半ば無計画個人旅行をいろいろあったものの何とか大過なく終えた。終わってみれば得難い経験だった。
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Last updated
2017/08/08 09:10:48 AM
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