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カテゴリ:日々の気づき
会社の有志による勉強会で、変わったテーマで話し合った。
最近、各自が「怒り」を感じたことについてシェアするのだ。 その中で、女性専用車両に関連した怒りがあった。 その人は2両目に乗ったそうだが、混んでいていて座れない。 隣の1両目が女性専用車両で、ガラガラで席が空いているにもかかわらず、 混んでいる2両目で、座っている女性がいるのを見て、怒った。 「女性専用車両に移れ」と。疲れていたのか座りたかったのだろう。 (もちろんその場で怒ったわけでなく、勉強会の中で出た話です) その後、話が女性専用車両の必要性の有無に発展し、 ある女性から、女性専用車両は、必要ないという意見が出て、 そもそも、痴漢やめさせるという問題の根本的な解決になっていない、 解決策がないための、対処療法的なものでしかないのではないかと・・ なるほど・・確かに。 「怒り」は、不安とか失望とか残念とか悲しいとか1次感情の後に、 出てくる2次的な感情だと聞いたことがある。 「怒り」自体、女性専用車両と似ている。対処療法的なものかもしれない。 例えば、「女性専用車両に移れ」と怒ったケースは、 1)まず、疲れているので座りたいという強い願望がある。 2)その願望は、混んでいて座れないという状況によって、挫折する。失望という1次 感情が発生。 3)無意識に願望と現実の状況とのギャップをなんとか埋めようとするが方法がないため、 女性が座っていることを発見し、女性専用車両があるのになぜここにと怒りという二次感情が発生。 怒りが発生して、仮に本当に怒っちゃったら、いわゆるやつあたりで、 怒られたほうは、別に悪いことしているわけでないので迷惑だし、 怒ったほうも後味悪いと思うし。根本的な解決にはならないような。 (ちょっと強引だったか・・・) 怒る前に自分のその怒りは、どの1次感情からきているのか考えるって重要かも。 フランクルも、人間だけには、動物的な刺激→即反応のモデルではなく、 刺激→選択するスペース→反応というモデルがあると言ってますから、 怒りの感情で反応する前に、正しい行動を選べるはずだ。 ちなみに、この勉強会で発表した、私の最近の怒りですが、 阪神タイガースへの怒りでした。 1カ月前は8ゲームも中日を離して、優勝か!と大きな期待していたのに、 あっと言うまに05ゲーム差。期待から失望、失望から怒りになったのでした。 現時点まだ首位なので、怒りはおさまっています。 小さいなー怒りが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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