村上春樹~1Q84 BOOK3 公式サイトに、池田モノリスのイラスト掲載中 新潮社>村上春樹1Q84>Qの世界 >発表月で探す>2010年4月の発表作品 >探す>4月2日のQをクリック 新潮社公式ホームページ~Qの世界 (5055) 「この世」っていう毒薬を飲み干した後には 一体、何が降ってくるのだろう? ドキドキして頭の中が汗臭いのに、 手足の皮膚はサカナみたいに生ぬるい。 気を許すと剥がれ落ちてしまいそうだから 怖くって毛穴も開きっぱなし。 ガタン、ガタン ジェットコースターで中途半端に上っていく気分。 イエモンのトリビュートアルバムで あがたさんが歌う「4000粒の恋の唄」… 渋谷ポスターハリスのライブで聴く。 カバーって言うより、 元歌の景色からボロってこぼれてしまった 卑猥なタンゴ。 魂が皮膚から半分ムキダシになっているけど、 空にも歩道にも、もう夜全部に モヤがかかっているから、ヒリヒリ痛むのに気づかない。 静かに心拍数が上がっていく途中。 もうすぐツイラクできる。 コワいけど、キライな時間じゃない。 僕の勝手な想い。 あがたさんも吉井さんも怒るかもしれないけど。 「4000粒の恋の歌」って アッチへ行ってしまうシド・バレットや 地球にツイラクして来たデビッド・ボウイと 同じ匂いがプンプン。 セカイは甘い毒薬で 僕らはみんなアル中で、 中途半端に飲み耽る。 で、月夜の晩、気づいてしまう。 グラスは、もう空っぽ。 この世・ボトルの底に澱(オリ)みたいに こびりついているはずの、 恍惚も不安さえも無い。 覚悟決めて飲み干した覚えなんかないのに 空っぽ。 絶望は月食みたいに静かでズブズブ底なし。 ああ、あの「清怨夜曲」も、 そんな、パンクでサイケなタンゴだったよね。 -------------------------------------------------------------------- 村上春樹さん関連のことも… 西宮芦屋研究所&村上春樹の西宮芦屋というサイトの 管理人・ムラカミハルキ探検家さんが 何故か池田モノリスを紹介しつつ、1960年代の末、 村上春樹が東京へ行った頃のストーリーを連載中! *ハルキとモノリスの観る景色が交互に語られる… 1Q84スタイル!の1Q69~パラレル・ドキュメントになっています。 (↓クリックでウィンドウが開きます) 》池田モノリス~村上春樹の芦屋の家 -------------------------------------------------------------------- << 第5章の1つ前へ ■ 第5章の1つ次へ >> ---------------------------------------------------------- << 第2章の1つ前へ ■ 第2章の1つ次へ >> もうすぐ? *何かのアクシデントで、初めてこのブログへツイラクしていただいた方へ。 たいした回数ではないので、できればここ ↓ から読んでいただけると、 う~ん、少しだけ?分かりやすくなるかもしれません。 << 第2章の始まりへ ---------------------------------------------------------- ★総目次★はホーム(トップページ)に ---------------------------------------------------------- ブログランキング。それぞれワンクリックで投票&順位確認できます。 ファンタジーから、よしっロック!ジャンルに引っ越し。よろしく。 もしかして絵本?ジャンル…でも、こちらは苦戦。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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