第2回石狩市議会定例会が今日閉会しました。

今定例会の議案は都合8件と少なかったのですが、その議案内容について掻い摘みお知らせ致したいと思います。

議案第3号　「石狩市行政活動への市民参加の推進に関する条例の一部を改正する条例（案）」は、いままでの上記条例の内容に、１．公の施設の「新設」、「改良」、「廃止」を新たに市民参加手続きの対象に加えること、２．法令等の規定により別途実施方法が定められている市民参加手続きについては、その方法により行うこととすること、３．国民健康保険税の税率区分に「後期高齢者支援金」区分が加えられたことを受け、所要の表記の整理を行うことなどが盛り込まれ、改正することになりました。


議案第4号　「石狩市ふるさと応援寄附条例（案）」は、もう皆さんご存知の、「ふるさと納税制度」が創設されたことにより、石狩市に関心を寄せられる人々の、まちづくりへの参加手法として寄付金を募り、寄附者の思いを生かした施策の展開を図るために定められました。

条例制定後に係るこれからの課題として、ふるさと石狩市に思いを馳せる人々の琴線にふれる事業を行うことや、そのPR、あるいは簡便な納付手続きの研究など、行わなければならないと考えております。

議案第5号　「石狩市監査委員条例の一部を改正する条例（案）」は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の一部が本年4月から施行されたことに伴い、決算時の審査内容に「健全化判断比率」と「資金不足比率」等の監査を加えるなどとした改正です。

これによって、一段と市財政の監視が厳しくみられることに伴い、より監査委員の責任も重要になってきます。

議案第6号　「石狩市市民活動情報センターに係る指定管理者の指定の件」は、「石狩市市民活動情報センター」（北コミ1F）の事業に伴い、NPO法人「ひとまちつなぎ石狩」理事長　羽田美智代氏を指定管理者に指定しました。

この施設運営については、市内で活動する市民や団体が、このセンターを通じて情報交換が出来たり、あるいは様々なまちの情報を得る機能に期待が寄せられ、また、図書館機能も担うことで複合的な利便性を有することになります。

以上が、総務常任委員会に付託された議案です。
私は、議案第3号、議案第4号で何点か質問や意見を申し上げましたが、指摘事項も踏まえ前向きな答弁がありました。

議案第7号　「市道路線認定の件」では、道道月形厚田線の線形改良工事が完了し、旧道道区間の管理が石狩市に移管されることから認定したものです。
（建設・文教常任委員会付託議案）

しばらくゆるいお話が多かったので、久々に議会関係のことを書きました。
この他に、補正予算等の議案や議会運営委員会から出された意見書などの発議もありますが、すべてを書くとなると腱鞘炎になってしまいそうなので、掻い摘みご報告させて頂きますことをご容赦下さい。

お世辞にも楽しいお話ではありませんが、興味のある方などお読み頂ければ幸いです。