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カテゴリ:映画関連
昨日、中央バスのイベントを終え、午後4時から9ホールの薄暮プレー、そして夜には三谷幸喜監督の「マジックアワー」を観て来ました。(時間を有効に使っています。)
この映画の評判は聞いていたのですが、実は三谷作品に対し、私なりの不満を感じていたこともあって観るのを躊躇していました。 しかし、意を決しこの作品を観る事にしたのですが、なんと私の思惑をすべて払拭する評判どおりの面白さで、レイトショーに上乗せしても良いくらいの映画でした。(単純です。) 実はその躊躇の原因なのですが、はじめに観た「みんなの家」は大変面白く、お笑い芸人(ココリコ:田中直樹)を起用するなど意表をつく奇抜なキャスティングも笑いに拍車をかけていました。 しかし「THE有頂天ホテル」では、周到に仕込まれた「笑い」のポイントなどが透けてしまい、どうも受け狙いがしつこく感じてしまったのです。(いわゆる「同じ手」が何回も通じない例であります。) まして、前作と同じようなキャスティング(佐藤浩市・西田敏行・戸田恵子・唐沢寿明・寺島進・香取慎吾など)となれば、さらにこの気配を強く感じても仕方がないと思います。 私の注文としては、台詞の隅々に仕込まれた笑いを演技させるのではなく、どちらかと言えばシリアスな演技の中に仕掛けられた笑いがあればと、素人ながら勝手に思っていたのでしたが、まさにこの「マジック・アワー」では、そのすべてが包含されていたのでした。 文句の付けようがない、ハイセンスで完璧なギャグは、おそらく観るものすべてに至福の笑いを与えてくれるはずです。(もう絶賛です。) 色々とストレスを抱える現代にあって、一時でもすべてを忘れ笑えるこの映画を観ては如何でしょうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月30日 17時40分40秒
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