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先日、ある高齢者の方から電話を頂き、ご自宅に行って参りました。
その方は78歳の年金受給者なのですが、まず住民税の大幅な税額アップ、介護保険料の負担増、生活保護認定に関する疑問などなど苦情の雨嵐でした。 これには後期高齢者医療制度への不満が引き金になったようですが、とにかくここ近年の税制改革や3年毎に見直される介護保険料など、実質的な負担増がこの不満と懐疑に繋がってしまってるようです。 一応、その原因となった制度改正などの概要を説明しましたが、実際厳しい生活を余儀なくされているこの方にとっては、仮に理屈がそうであっても二つ返事でわかってもらえるはずもありませんでした。 健康・介護保険や年金などの社会保証制度は、サービスを受る人とそうでない人々のそれぞれが応分の負担を平等に担う相互扶助の精神が土台にあってはじめて成立する訳ですが、その負担も限度を越えてしまうと信頼の根底が崩れてしまいます。 最近はこの類の話題が本当に多いです。 国も地方も、この人たちの声にもっと耳を傾けなくてはいけないでしょうね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月15日 20時18分38秒
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